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    転んだ先の弟(後編)

    「やっぱいいなあ~ 那樹先輩。あの たたずまい まさしく至高の薔薇だよな~」
    少年の友人がウットリとした視線を向けている可憐な少女。
    それは、彼の姉だった。

    久水あるたの『おとうと関白』に登場するお姉ちゃんは、学校でも有名なパーフェクト美少女でした。
    おとうと関白
    しかし、弟は知っています。
    本当の姉が、グータラで甘えん坊である事を。
    家に帰れば制服もキチンと脱がないで、お菓子やら本やらを散らかしてリビングの床に寝っ転がっている姉。
    注意した弟に対してお姫様だっこで自室に連れていってと頼むくらいの甘えようです。

    そんな姉を叱りながらも、少年は今日も夕飯を作ってあげるのでした。

    「ほんと由宇は料理の天才だよね。きっと いいお嫁さんになるよ~ ああ、でも、お姉ちゃんは一人寂しく取り残されるのね~」
    ふざけ半分でそう呟く姉に背を向けていた弟が呟く。
    「お前を置いてなんかいかねーよ」
    「えっ、なんか言った?」
    「なんも言ってねーよっ!!」
    「ほんとに~」

    そんな姉弟はすでに「禁断の関係」になっていました。

    風呂場で姉のフェラチオとパイズリによって射精する弟。
    「・・・ったく、いつからあんなに上手くなったんだよ」
    浴槽に二人で入りながら少年が問う。
    「由宇に喜んでもらいたかったから・・・」
    「外で練習してんのか?」
    「そ、そんなことするわけないじゃないっ」
    「じ、冗談だよっ・・・」
    姉が裸身を弟に寄せる。
    「私、由宇以外に抱かれるなんて考えられないよ・・・」
    彼女の目には涙が滲んでいた。
    「・・・私、こう見えても学校ではしっかり者でとおってるんだ。ほんとはそんなキャラじゃないのに、なぜかそう思われてるの。みんなの期待を裏切ったら悪い気がするから一生懸命 演技してるんだけど、そういうの すごく疲れるんだよ」
    「姉ちゃん・・・」
    「私、由宇と一緒にいる時だけは本当の私でいられるんだ。勝手な考えだけどね・・・」
    立ち上がった姉弟は抱き締め合っていた。
    「情けないお姉ちゃんでごめんね・・・」
    「・・・・・」
    姉が弟の身体から離れる。
    「いつかは由宇も好きな人ができて私の前から消えちゃう。だから、それまでには強くならなきゃって思うけど。なかなか上手くいかないよね」
    そう言って彼女が悲しげに笑う。
    「・・ったく、ホント情けないやつだな、お前は。家事はできないわ、泣き虫だわ・・・」
    彼の指が姉の涙を拭う。
    「だから、ほっとけないんだよ」
    「えっ?」
    「ずっと おれのそばにいろよ 那樹」
    「由宇・・・」

    誓いの口づけを交わした姉弟は、性器を結合させて「禁断の快楽」に身を委ねるのでした。

    彼は珍しく台所に立っている姉の後ろ姿を見つけた。
    「何やってんのお前? もしかして晩の支度か?」
    「き、今日は私が作ろーかなーって、あ、あはは・・・」
    振り返った彼女が照れくさそうに微笑む。
    包丁を握っている手の指は絆創膏だらけだった。
    「あーもう、おれがやるよ」
    「いいってばっ!!」
    「じゃあ一緒にやるか。おれ ニンジン切るからジャガイモは責任もって全部やれよ」

    (そう、ふたり一緒に)

    「うんっ」

    姉は幸せそうに微笑んだ。


    転んだ先の弟(中編)

    「勇ちゃあああん」
    姉弟が暮らす家に響き渡る声。
    「また・・まッ、またまたまた、またまたまたっ・・!! ふられたよぉ~~っ」
    いつものように、弟の前で泣きじゃくる姉。

    内々けやきの『姉にやさしく。』に登場するのも「放っておけないお姉ちゃん」です。
    姉にやさしく。
    (姉の根津愛美は一定の彼氏と長続きしたことがない)
    (弟の俺が言うのも何だが、可愛らしい姉だし性格だって人懐っこい)
    (男女を問わず人気者なので、必然 彼氏には困らない状況なのだが)
    (それでも長続きしないのは、問題が一つ)

    (家事全般が天災級にダメなのである)
    (彼氏の家に行って掃除なんてしようものなら部屋が半壊)
    (料理だってみそ汁を作るだけなのに緑色の泡を吹く謎の代物を作って彼氏を次々と病院送りに)

    前回紹介した『ひとつ屋根の下で』の姉のように家事系が苦手な不器用タイプですね。
    ただ、単なるドジっ娘ではなく、かなり破壊的なパワーを秘めているのが特徴であり、やっかいなところでもあります。

    泣きじゃくる姉に温かいココアを差し出す弟。
    (姉がふられるたび、こうしてなぐさめるのが俺の仕事みたいになっている)
    最初はご機嫌斜めだった彼女も彼の作った絶品スイーツを食べてニコニコになる。

    (一通りおちつくと、姉は急に甘えてくる)
    (いつからか、その行為は姉弟の垣根を高く飛びこえてしまった)
    (そんな“恋人ごっこ”のようなものは、姉に彼氏ができるまで続く)
    (姉はきっと俺に“姉を振らない理想の彼氏の図”を被せて見てるのだろう)
    (俺には姉は姉のままにしか見えない)
    (昔から大好きだった可愛くて とんまな姉だ)

    すでに「禁断の関係」になっている姉弟。
    しかし、弟は「彼氏の代役」を演じながら、姉を「姉」のまま愛していました。

    姉を大切に想うからこそ、「近親相姦」を避けようとする弟。
    しかし、そんな彼を見て姉は目を潤ませる。
    「私ってそんなに魅力ない? 勇ちゃんまでお姉ちゃん嫌いになっちゃった?」
    (ずるいぞ姉ちゃん・・! こっちはなあ・・!!)
    彼の中の「欲望」が「理性」を凌駕する。
    「大ッ好きだから言ってんだよ!! 何でわかんないかな! おねーさまは破壊力高すぎんの!!」
    結局、姉弟は淫らに舌を絡めてしまうのだった。
    「私もさ、ホントのところいいのかなって気がしてて、勇ちゃん優しいからイヤイヤ付き合ってくれてるだけかなとか思ってて、だから嬉しいんです。勇ちゃんと ちゃんとつながってるかと思うと」
    彼女は弟のズボンから勃起したペニスを取り出して唇を近づける。
    「私、もう何でもしちゃう・・っ!」

    (確かに身体を合わせる時はいつも真っ暗だったし、それでギリギリの他人感は保ってきたつもりだった)
    (自己欺瞞なのはわかってます! 俺は なぐさめる係で恋人じゃないんだって言い聞かせて・・・)
    (でも、こうやって明るい中であの姉が俺のモノを吸ってる姿はっ・・!)
    「姉ちゃん、やべっ・・・すっげコーフンするってば!!」

    姉の巧みなフェラチオに射精する弟でしたが、それを教え込んだ元カレに嫉妬の感情を抱きます。
    そんな彼に微笑みながら全裸になる姉。

    「あのね、今日からは勇ちゃんの言うことが私の全部なんだから・・・好きにしていいんだよ?」
    「姉ちゃん・・!!」
    姉が弟に跨り、二人の性器が結合する。
    「おっ、俺は姉ちゃんが俺を見てくれてるだけで、それでいいっ・・・」
    「ん・・くぅ・・あちゅっ・・!! はああっ・・!」
    喘ぎ声を上げながら、姉が囁く。
    「見てたよ、ずっと・・!」
    「・・・・・・!!」
    その言葉によって弟の腰の動きが激しくなる。
    「あっ!? きゃあ!? 急にっ!? 強いっ、強っ・・!! 勇ちゃあん!!」
    「だってっ・・そんなこと言われたら俺っ!!」
    「あァッ、くん、ひゃああっ」

    (追い出したいっ! 今まで姉ちゃんのこと振ったヤツのこと全部っ!!)
    (とんまで家事が全部だめでも、それが俺の姉ちゃんなんだ!!)

    「姉」を自分の「女」にする決心をした弟は、その膣内に大量の精液を注ぎ込むのだった。

    朝、目覚めた彼は、崩壊した台所の中に姉の笑顔を見た。
    「はい! バレンタインチョコでーす!! いつもはできあいだけど、今年は何と手作りなんだよ!」
    その異様な物体を手にして固まる弟。
    「さあ! 食べて!!」
    「今!?」
    期待に満ちた澄んだ瞳は彼に拒否権を与えていなかった。
    「・・・・あのよう、姉ちゃんはよう、こういう回避不可の善意を送りつけるから振られちゃうんだよ!! 食うけど!!」
    彼は決死の思いで愛情たっぷりのチョコを口にする。


    (入院しました)


    まあ、これからもいろんな意味で弟くんは大変そうだけど、決してお姉ちゃんを見捨てる事はないでしょうね。

    転んだ先の弟(前編)

    さて、今回は「放っておけないお姉ちゃん」について述べてみます。
    「強いお姉ちゃん」や「優しいお姉ちゃん」とは違って、弟が「守る側」になる関係ですね。
    姉は当然年上ですが女性なので、男性である弟がリードするというのは不自然ではありません。
    実際、「強いお姉ちゃん」や「優しいお姉ちゃん」も内心ではそれを望んでいるケースが多いと思います。

    まあ、相手が年下の「妹」や「娘」の方がより関係性が分かりやすくなりますが、年上の「兄」や「父」は強い「倫理観」を持っていなければならない立場だとも言えます。
    その点、年下の「弟」はあまり「禁忌」に囚われずに、自分を必要としている姉を抱くことが出来るのかも知れませんね。

    りゅうき夕海の『ぼくだけのおよめさん』のように、「放っておけないお姉ちゃん」は道を歩いていてもあっちこっちにぶつかったり転んだりする「ドジっ娘属性」を持っている場合が多いですね。
    ぼくだけのおよめさん
    彼氏を作ってもすぐ別れてしまう姉は、幼い頃に「およめさんにしてあげるよ」と言ってくれた弟にずっと恋しています。

    「・・・これでもお姉ちゃんだってもう大人だもの。実の姉弟で結婚なんてできるわけないの知ってるよ。だから他の人ともお付き合いしたけど・・でも・・ダメなの・・・っ」
    弟の前で姉がポロポロと涙を流す。
    「・・っ、なんで・・っ、なんで私たち血がつながったりしてるのかなぁ。他人だったら本当に直ちゃんのお嫁さんになれたかもしれないのに。直ちゃんのお嫁さんになれないなら、もうおばーちゃんになるまでずっと一人でいいもんっ」

    まあ、可愛いお姉ちゃんからこんな事言われちゃったら、弟が「禁忌への道」を突っ走っても仕方ないですねえ。


    琴慈の『しす×ぶら』に登場する姉も同じようなタイプですね。
    しす×ぶら
    教室で姉に求められて「近親相姦」をしてしまう弟。
    「私が卒業しちゃったら、もう今までみたいに一緒にいられないって・・・ずっとね、我慢・・してたんだけどね・・・」
    そんな姉に弟が告げる。
    「独り立ちしたって・・・こんな危なっかしい姉ちゃん、俺がずっと面倒見に行くしかないだろ?」


    つつみあかりの『ひとつ屋根の下で』の姉は、一見家庭的なタイプですが、家事は一切ダメで天然ドジで泣き虫です。
    ひとつ屋根の下で
    その代わりに弟は家事もこなせるしっかり者なので、バランスが取れているわけですね。


    残りのお姉ちゃんについては次回。

    この世で最も甘いもの

    「お姉ちゃん」は年上なので、弟的には「リードされたい」とか「守られたい」という感情を抱くケースも多いのかも知れません。
    前回の「強いお姉ちゃん」もその中に入るかなと思いますが、もっとその特性が現われているのは「優しいお姉ちゃん」でしょう。
    弟を溺愛して、何でも面倒を見てくれて、どんな事でも寛容な心で許してくれる。
    ひとつの理想ですね。

    ただ、この「母性愛が強い」という側面だけでは、お母さんキャラには勝てないでしょう。

    大輪田泊の『お姉さんは心配性』に登場する姉弟は年齢が離れ過ぎていて、見た目も関係性も母子のようです。
    お姉さんは心配性
    (これだったら、素直に母子相姦にすれば良かったんじゃないの?)という気もしてしまいます。

    やはり、お姉ちゃんには「純真さ」とか「可愛げ」があって欲しいですね。
    母親に比べて保護者としての「責任感」や「倫理観」に劣るので物語の「背徳感」は落ちても、「家族愛」にプラスされた「恋愛感情」の部分が大きな魅力になってくると思います。

    音音の『姉の背中を見て育つ?』のように、「優しいお姉ちゃん」が登場する物語には母親が登場しないケースが多いです。
    姉の背中を見て育つ?
    仕事をしながら学生である弟の面倒をみている姉。
    弟に対する過剰な溺愛ぶりは、彼女にとっての「甘え」でもあり、強烈な独占欲を持っています。
    「いつか大人になっても姉(あたし)にならずっとこうしててもいいのよ。大人は母さん父さんに甘えられないでしょ・・・ウチには居ないけど・・・妹に甘えるなんてみっとも無いでしょ・・・でも姉(あたし)には・・・」
    そんな姉も決して完成された「大人」ではない事を弟は知っています。
    (姉さんの前では大人でいたいと思います)
    (だって)
    (こんな甘えん坊な姉さんが大好きだから・・・)


    うさぎのたまごの『おしえてお姉ちゃん』は、幼い弟にお姉ちゃんが自分の肉体で性教育をしてあげるという話。
    おしえてお姉ちゃん
    これは「母子相姦」での黄金パターンですよね。
    台所でビーフシチューを作っている姉が家庭的でいいです。
    女性器についての無知ぶりで友達にバカにされた弟の為に自分の股間を晒し、欲情してしまったお姉ちゃんはセックスまで教えてしまうのでした。
    まあ、「性欲」が前面に出た明るいノリのストーリーで「背徳感」はほとんど皆無ですが、「エロいお母さん」より「エッチなお姉ちゃん」の方が個人的には好感が持てます。


    龍牙翔の『あねもえ』に登場する姉は、母親が他界してから弟に対して超過保護になり、童貞の弟の「セックス練習」の為に自分の処女も捧げてしまうのでした。
    あねもえ
    まあ、もちろん、この行為は「家族愛」だけから発生するものではないですよね。


    『あねもえ』のお姉ちゃんも天然系ですが、いとうえいの『ぽわぽわ』の姉はド天然です。
    ぽわぽわ
    世話好きなお姉ちゃんは、悪友から聞いた「ウソ情報」を信じて弟にエッチなお世話をしまくるのでした。
    その恩恵に預かりながらも、お姉ちゃんが好きだからこそ悩んでいる弟もいいです。


    琴慈の『あねくーる』に登場するのは、ツンデレ系の「優しいお姉ちゃん」です。
    あねくーる
    口はメチャクチャ悪くても弟に激甘でエロ可愛いお姉ちゃんが素敵です。


    前にも紹介しましたけど、SHIUNの『ずっと一緒だよ』に登場する姉も素晴らしいです。
    引きこもりの弟の歪んだ「近親愛」を優しく受け止めて、子供を身籠る事によって「妻」として弟を更生させていく。
    「優しいお姉ちゃん」の鑑だと思います。

    お饅頭よりも、お姉ちゃんが怖い!

    みなさんが好きな「お姉ちゃん」のタイプはどんな感じでしょうか?
    今回は、「強いお姉ちゃん」を探してみたいと思います。


    天太郎の『ぶらコン!』では、姉が幼い弟にエッチな悪戯をして弄んでいます。
    ぶらコン!
    まあ、こういうエロ姉は個人的にあんまり好みではないのですけど、親友の協力を得た弟が姉を拘束して「せっくす」で言いなりにしようとするのに付き合ってあげて、内心では弟の可愛さにメロメロなのは良いと思います。
    ただ、彼女の場合は、ブラコンというより、ショタコンという感じもしますね。
    最後には少年二人をボコボコにして、「“せっくす以外は”二度とこんな事をしません」と
    誓わせるのでした。


    DAIGOの『オカシナふたり』の姉は、弟を含めた生徒達に怒鳴り散らす怖い女教師です。
    オカシナふたり
    「カオリ先生って家でもあんな感じか? ヒロシ」と弟は同級生に聞かれていますが、家での姉は弟にデレデレで、すでに「近親相姦」もバンバンやっています。
    こういうのはなんていうですかね? ツヨデレ? コワデレ?
    教師なのに弟に膣出しして貰えない事に不満を感じている困ったお姉ちゃんです。


    かしわぎ達也の『シスターリッター』に登場する姉は、不良に絡まれている弟を助けてくれる武闘派なお姉ちゃんです。
    シスターリッター
    こちらのお姉ちゃんも当たり前のように「近親相姦」をしてしまうほどに弟を溺愛していますが、対外的にブラコンぶりを隠すこともなく、毎日弟の教室に弁当を持って来て、昼食の時間を共にしています。
    弟に冷たくされるとガックリと力を失ってしまうのが可愛いです。


    音音の『近姉』の姉は『オカシナふたり』と同じ女教師ですけど、こちらは真面目で知的なタイプです。
    近姉
    家でも弟に対して厳しい態度で接していますが、それは「家族愛」があればこそなので、弟に「近親愛」を告白されて求められると抵抗できないままに処女を奪われ、メロメロ状態になってしまうのでした。


    やっぱり、「強いお姉ちゃん」の弱点は「弟」であって欲しいですねえ。

    Appendix

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    Author:大橋零人
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