今回も御手洗佑樹の『いかにして母は女を解放したか』の続きです。
「第7話」のラストで息子から「母さんって・・・僕の母さんだよね?」と言われた春香は、桐野修一から脅されて続けていた「売春少年の教育係」を辞めようと決意します。

その願いに対して桐野は「あと3回だけ言うこと聞いたら解放する」と答えますが、その「1回目」のセックスで超危険日の熟母に無理やり膣内射精をするのでした。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
逃げられないように後ろから強く抱えられ、春香は子宮の中に注がれていく大量の精液を感じながら泣き叫んだ。
(私は・・・)
(私は一体・・・)
(何をしてるのだろう・・・)
ちょっと影が薄くなっていた桐野が「敵」としての存在感を見せた回ですね。
この「第8話」までが『第1巻』に収録されています。
『第2巻』には追加の1作も含めた最終話までと、「番外編」が収録されています。

「第9話」で春香に課せられた「2回目」の命令は、少年2人と熟女1人との4Pでした。

少年は「第4話」で春香の子宮内に亀頭を突っ込んで射精した石山と、最初から馴れ馴れしい態度の木下。
そして、春香と同じ「教育係」だというショートヘアの熟女は、少年たちと一緒に春香の肉体を責め続け、石山の「子宮姦」と木下の「肛門姦」と同時にクリトリスを摘み上げて彼女を激しい絶頂へと導きます。
「いぐぅぅぅ~~!! お゛お゛お、あああ―――!!」
ダブル射精を受けた春香は絶叫を上げながら豊満な裸身を震わせ、放尿をして失神した。
「わー きたなーい」
倒れ込んだまま女体を痙攣させている熟母。
「おっ、死んだ」
「死んでないよー 息してるよー」
「驚くことじゃないわ。子宮姦は究極の絶頂なんだから」
「ってゆーか、桐野に言われた通りイカせまくったけど、ここまでして大丈夫なのかよ・・・」
「大丈夫なのー?」
「・・・桐野?」
教育係の熟女の表情が変わる。
「誰? 桐野って?」
「桐野」という名前に異常に反応した熟女。
彼女はただのエロい脇役ではないようですね。
母が犯されまくっていた頃、息子の静也は桐野の膝蹴りをくらっていた。
「テメー 母親にくだらねー事言ってんじゃねーぞ、静也ぁ。『母さんは僕の母さん』・・・そりゃどういう意味だ?」
跪いて咳き込んでいた静也が涙を流しながら顔を上げる。
「・・だ・・だって・・・ち・・千鶴さんがっ・・!! 僕の母さんがひどいって・・!! は・・母親だって女だっていうから!!」
「まんまじゃねーかよ、バカヤロー!!」
桐野が静也の顔面を蹴りつけた。
「ぐっ!!」
「母親なんざ、しょせん一匹のメスなんだよ。さかっちまえば子供には見向きもしねー 興味があるのはヤローのチンポだけだ・・・な? わかるだろ、静也? 目ェ覚ませって・・・母親ヅラしてる女は男に相手にされねー奴らだけだ・・・」
歪な笑みを浮かべる桐野。
「今だってしてるぜ・・・男とやりまくってるぜ、母ちゃんは」
「母性愛の絶対性」を否定する桐野に対して、「僕の・・母さんだけは・・違うもん・・あ・・『あたりまえでしょ』って・・言ってくれた・・・」と言い返す静也。
その言葉に桐野は眉を上げますが、「ミセモノゴヤ」の受付兼世話役の木辺が事態に気づいて止めに入り、その場はなんとか治まります。
「あーあーも――――!! キレイな顔がコレも――――!!」
木辺は靴跡が残る静也の顔をハンカチで拭いながら溜息をつく。
「こりゃバイトは無理だな」
「・・静也、だったら見せてやるよ」
「・・・・・・・え?」
「母の本性を」
「第10話」で春香が相手をした「3回目」の相手は、以前にも「研修セックス」をしたことのある三木司でした。

売春をしながらも純真な彼は春香に恋心を抱いており、春香もまたこの少年には心を許していたため、彼女は「1回目」と「2回目」と全く違った穏やかで優しいセックスをします。
しかし、それこそが桐野の「罠」なのでした。
何度も膣内射精をした司が「僕と結婚してっ!!」と哀願する。
そんな少年を優しく見つめ、唇を合わせて舌を絡ませ合う春香。
その交わりを撮った動画を桐野は静也に見せつけた。
知っている少年と母が仲睦まじく交尾する姿に嘔吐する静也。
彼は予約の入っていた眼鏡熟女の谷口薫に会いに行く途中で、綾城千鶴にメールを送ります。
『こんにちは千鶴さん。
静也です。
母さんは
女でした。
教えてくれてありがとうございました。』
母親が「女」であることを知った少年の「家族愛」は、絶望の中から「近親愛」へと変容していきます。
無表情で薫をイカせまくった静也は、自宅に戻ると母が入っている浴室に向かう。
(そっか・・・)
(そうだったんだ・・・)
(知らなかったよ・・・)
(・・母さん)
(でも・・)
(もう平気だよ)
(母さん・・・)
(あなたがそんなに・・・)
(女でいたいんだったら・・・)
(僕が―――)
(あなたを―――)
(解放してあげるから―――)
右目に眼帯をつけた静也が浴室に入ってくると、母は少し驚きながらも「洗ってよ・・・母さん」と言う息子の身体を洗ってあげようとする。
「そこに座りなさい。あとで恥ずかしいからイヤだって言っても知らないからね」
息子に背を向けてスポンジにボディシャンプーをつけている母。
「あっ、そうだったわね。その目じゃよく見えな――」
振り返った彼女の言葉が途切れる。
息子のペニスが勃起していた。
「よ・・よく見えないのよね」
「・・うん。見えないんだよ、母さんが・・・」
ついに、ここから待ち望んでいた「息子の逆襲」が始まります。
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