FC2ブログ

    Entries

    禁忌は巡る(その4)

    メインPCがずっと不調(時々電源がつかなかったり、突然落ちたり)で最近はブログ更新もサブPCのノートで行なっていたのですが、思い切って電源ユニットの交換をしてみました。
    手先が不器用なのでコネクタの付け外しで基盤を壊さないか心配でしたけど、現在はなんとか動いてくれています。


    さて、本題です。
    東西の「ぼくたちの禁忌シリーズ」のラストは、『ぼくたちの禁忌〈最終話〉』(雑誌『COMIC MILF Vol.19』に収録)。
    ぼくたちの禁忌〈最終話〉
    これまでの流れから考えるとタイトルは『ぼくたちの禁忌〈秋〉』の方がしっくりくるような気もしましたが、まあ大した問題ではないですね。

    (―――ぼくたちは)
    (越えてはならない領域を越えてしまった――)

    次女が結婚して家を出て三女が修学旅行で不在の間に長女と「禁断の関係」になった秋一。
    「ねぇ、おにいちゃん、春ねえと何かあった・・・でしょ?」
    旅行から帰ってきた冬菜が兄に囁く。
    「・・・!」
    「おにいちゃんてば、すぐ顔に出るよねぇ」

    またもや兄の弱みを握った少女は姉が買い物に行っている間に兄と一緒に風呂に入り、当然のようにセックスをして膣内に精液を注がれるのでした。
    前回の『ぼくたちの禁忌〈春〉』では前半が次女との「ウェディングドレス相姦」で後半は長女への「近親強姦」でしたが、今回の構成も前半は三女との「浴室相姦」で後半は風邪で学校を休んだ彼が看病する春花をまた犯してしまいます。

    「春姉ッ」
    ベッドで背中を拭いてもらっていた秋一が姉を抱きしめる。
    「つらい・・っ、つらいよ!」
    「秋く・・」
    「だってやっぱり好きなんだ、春姉のことが。もうあんな事しちゃいけないって頭では分かっているけど・・」
    「ただい・・!」
    その時学校から帰ってきた冬菜は兄の部屋の異変に気づいてそっと盗み聞きを始めた。
    「秋くん・・・」
    「理性ではどうしようもないんだ。母親として姉として・・女性として好きなんだよ。誰にも渡したくない。ずっと一緒にいたい! でも、一緒にいたらまた春姉を抱きたくなる・・・この気持ち・・ぼく・・どうしたらいい・・!?」
    「近親相姦への欲望」と「禁忌への意識」の狭間で揺れる「家族愛」に苦しんでいる弟に春花が告げる。
    「ごめんね・・本当は全部知ってた」
    「え・・・」
    「夏鈴のことも、冬菜との関係も。でも言わなければ・・気付かないフリをしていれば・・・私たち家族はこのままでいられると思ったの。バラバラになりたくないって一番願っていたのは私だった・・! そして自分でも気付いたわ。秋くんがこの家から・・私から離れられないようにするには・・・?」
    姉が愛しげに弟の顔を見つめた。
    「そう・・・秋くんが私の事を好きになってくれればと・・! 私は無自覚で秋くんのことをそうなるように育てていた・・・」
    「春ね・・え・・・」
    「誰よりも愛してるから、あなたたちを・・・」

    そう言って春花は弟に口づけをし、「禁断の欲望」を完全開放した秋一に押し倒されると、今回は積極的に「姉弟相姦」をしまくります。

    そんな姉と兄の交尾をドア越しに聞きながら自慰で絶頂に達する冬菜。
    「これでみんな一緒だね・・・おにいちゃん、おねえちゃん・・・」

    (たとえ誰にも許されなくても・・――)

    物語は少年が長女と三女と楽しく暮らしている家に次女が久しぶりに顔を出して、姉弟妹水入らずの食事シーンで終わります。

    (これでいいんだ・・・)
    (これがぼくたちの幸せのかたち)
    (ぼくたちはこれからもずっと―――)


    結局、次女だけが姉や妹と愛する弟との「禁断の関係」を知らないままなんでしょうね。
    主人公の彼に対する「近親愛」について考えてみると、「大好きなお兄ちゃんとずっと一緒に暮らしていたい」という思いが強かった三女は「家族愛」の要素が強く、兄が次女や長女とセックスしても嫉妬とか動揺は見られません。
    一方の次女は「恋愛感情」の要素が強かったがゆえに長女の春花が本命の弟から「女」としては身を引いてしまいました。
    春花は「家族愛」も「恋愛感情」も強かったと思われますが、「バラバラになりたくないって一番願っていたのは私だった」と言いながらも次女の結婚話にはノリノリだったのは、(無意識のうちに?)「恋敵」の夏鈴を弟から遠ざけたかったのかも知れませんね。
    同じ「近親愛」でも姉妹それぞれでスタンスが微妙に異なるのが面白いなと思いました。

    スポンサーサイト
    [PR]

    この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
    http://kinshinmanga.blog88.fc2.com/tb.php/758-bb726a2d

    0件のトラックバック

    2件のコメント

    [C487]

    こ、こんにちは、ゲホゴホ。
    夏風邪?で咳と鼻水が凄いことになってる、虚弱体質児一究でございます。
    いやー変な気候が続きましたねえ。
    ボクの住む田舎町は、夏なのに曇天か雨の日ばかりで湿度が高いので、冗談抜きで体にカビが生えそうでした。
    ここ一週間くらいは過ごし易くはなったんですが。
    大橋さんはいかがお過ごしでしょうか?

    さて、夏の雨なら濡れても大したことはないと、人様より遅い盆休みを利用し、うろうろと大都会を徘徊(笑
    したのが運の尽きでした(泣
    それなりに収穫はあったものの、如何せん寝込んでしまってはどうしようもありませんね。

    同人誌「ママと彼女がエロ過ぎて困ってます」(サークルC.N.P・Clone人間さん)を購入しました。
    同サークルの他の作品も何冊か購入したんですが、近親物ではないものばかり。
    「ママと」も母親とセックスする以外(以前)に彼女がいて、その両方とセックスするというもので、まあ半分勢いで買った感じです(笑
    実質Clone人間さん初読み。
    以前コメントしたかもしれませんが、Clone人間さんの作品には期待というか絵柄(妙にエロい表情やセックスシーン)などに興味があったので、純粋な近親相姦物ではなかったですが充分愉しめました。
    Clone人間さんは「母子沼」という(タイトルしか知らない)作品があるのですが、まだ雑誌連載だけのようで読んでおりません。
    果たして、純粋な母子相姦物なのか気になるところです。

    東西さんの「ぼくたちの禁忌」シリーズ。
    久しぶりに雑誌版(シリーズ全て)を購読した作品かもしれません。
    勿論東西さんの描く近親相姦だからですけどね。
    「イノセント・インセスト」で東西さんの画力の高さとエロさにはまって以来のファンなものですから(笑
    大橋さんの「上手に纏まり過ぎていて作者自身のリビドーのほとばしりがあまり感じられない作品が多いような気もしますね。」
    そう、その通りだと思います。
    エロ漫画なんで精○や愛○はたくさん迸り出てるんですけどね(つまらないこと言ってごめんなさい
    でも、いいんだい!この点は東西さんのこれからの作品に期待してます(頑張れ!

    フリーハンド魂さんの「茂男シリーズ」終了しちゃいましたね。
    でも、近作の「というわけで・・・」など新たな良い作品も生み出してくれてますので、次に期待がもてそうです。

    今日はこの辺で。
    お体ご自愛下さい。
    それではまた。

    • 2014-09-06
    • 一究
    • URL
    • 編集

    [C488] Re: タイトルなし

    一究さん、咳き込みながらもコメントして頂き感謝感激です!
    本当に変な気候が続きましたね。
    虚弱体質では負けない大橋です。

    Clone人間の同人誌『ママと彼女がエロ過ぎて困ってます』はいいですよね。
    真面目な委員長も好きなキャラなのでダブル妊娠エンドで満足しました。
    最近の同人誌会で大活躍したママキャラなので、このブログで「リン子特集」をやろうかなとも考えています。
    Clone人間は独特の絵柄でありながら非常に高レベルのアニパロ同人誌を描く作家だと思います。(『サイボーグ009』の同人誌なども良かったです)

    同作者の『母子沼』は母親に欲情した少年が母と叔母を調教していく作品ですが、物語の発端は少年が幼い頃に母の浮気現場を目撃したことにあり、読者が「淫乱な母親」を許容できるかどうかで評価が分かれるかも知れません。
    ただ、「エロ漫画」としての質は非常に高いと思います。

    東西は上手いからこそ読者の求めるレベルも上がってしまうのだと思いますが、やはり今後も「近親相姦漫画家」として期待してしまいますね。

    フリーハンド魂の「茂男シリーズ」は本格的に寝取られへと脱線する前に無難に終わって良かったと思います。
    また独特の味わいのある「近親相姦漫画」を描いてくれるでしょう。

    それでは、またのお越しをお待ちしております。
    お互い健康第一で頑張りましょう!

    • 2014-09-07
    • 大橋零人
    • URL
    • 編集

    コメントの投稿

    投稿フォーム
    投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

    Appendix

    プロフィール

    大橋零人

    Author:大橋零人
    FC2ブログへようこそ!

    月別アーカイブ

    フリーエリア

    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    ブログ内検索