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    禁忌は巡る(その1)

    (あんなことになるなんて思ってなかったんだ・・・)
    (だって、ぼくたちは血のつながった――――・・・)

    東西の『ぼくたちの禁忌〈夏〉』(雑誌『COMIC MUJIN 2013年7月号』に収録)から始まる全4話の物語では、物心つく前に両親を亡くした少年が一緒に暮らしてきた姉や妹と「禁断の関係」となります。
    ぼくたちの禁忌〈夏〉
    両親の死後、長女の春花は夏鈴(次女)と秋一(長男)と冬菜(三女)の保護者となり、両親の残した僅かな財産と保険金が目当てだった親戚の家を飛び出した。
    (まだ未成年だった姉がいくぶんかのお金があるとはいえ、幼いぼくたちを育てていくのはずいぶんな苦労があったと思う・・・)
    (ぼくら弟妹にとって春姉さんは、姉であり、母であり、父であった)
    (やがて次女の夏鈴姉さんも無事就職・・・)
    (だから次はぼくの番)
    (姉さんのために、ぼくら弟妹のために・・いい学校を出て会社に入ってずっと4人で暮らしていくんだ・・!)

    大人になっても姉妹と一緒に暮らしていきたいと考えていた少年。
    しかし、その願いは次女の言葉で打ち砕かれます。

    「わたしね・・・結婚することに決めたの」
    「・・えっ・・!?」

    動揺する弟に夏鈴が告げる。
    「仕事先の専務の息子さんが・・結婚を前提におつきあいしましょうって言ってくれたの。いい人よ、あんたたちの学費もうちの生活の面倒も全部見てくれるって・・・」
    「ぼくらに相談も無しにいきなり勝手に決めるなよ! そんなの・・っ! 鈴姉のわがままじゃないか!!」
    「バカッ! わたしだって・・好きな人とつながりたいよ・・・でも・・みんなが幸せになるにはこうするしかないじゃない・・!」
    「じゃ・・じゃあ、その好きな相手と一緒になればいいじゃないか」
    「・・・あんた、ほんっとバカ・・・」
    「えっ、な・・・」
    秋一が顔を上げると手を振りかぶって自分を引っぱたこうとする姉が見えた。
    「!!」
    思わず彼は目を瞑ったが、頬に痛みはなく、代わりに唇にやわらかな感触があった。
    「・・っ!?」
    いきなりキスをしてきた次女を驚きの表情で見つめる少年。
    いつも勝ち気だった姉の瞳は切なげに潤んでいる。
    「だって、あんたの気持ちは・・春花お姉ちゃんにあるじゃない・・・」
    「なん・・っ!? な・・ッ・・・えっ!? な、なに言ってるんだよ鈴姉・・っ!? ぼくたち姉弟だろ!? ぼくにとっては3人とも大事な姉妹だよ・・! そんな気持ちになるわけが・・・」
    姉の言葉を否定しながらも秋一の胸の鼓動はこれまで感じたことがないまでに高まっていた。
    「なるんだよ・・わかる・・・だってわたしがそうだもん・・・」
    夏鈴が秘めていた「禁断の想い」を叫ぶ。
    「実の弟のこと好きになっちゃうなんて・・・ダメだってわかってる・・・・だから!!! せめて結婚してこの気持ち忘れようとしたんだよ・・っ!」

    次女は弟に対して明確に「近親愛」を抱き続けてきたんですね。
    だからこそ長女への秋一の「想い」が単なる「家族愛」ではなく、「近親愛」であることも見抜いています。
    そして、そんな告白をされながらも「常識」を捨てきれない弟を彼女は押し倒し、半ば強引に「ゴム付き相姦」をしてしまうのです。

    「秋一・・好き・・・大好き・・・」
    「姉弟相姦」を終えた次女が愛しげに弟と唇を重ねる。
    「これでわたしたち・・・姉弟以上の濃いつながりになったね・・・」
    「う・・・」
    ちょうどその頃帰ってきた長女に夏鈴が結婚の話をすると、春花は輝かんばかりの笑顔を見せて喜んだ。
    「まあっ、夏鈴が結婚!? そんな相手がいたなんてー! 今度ぜひうちに連れてきなさいな。あっ、それとも外でお食事会がいいかしら!」
    「おかえり春姉さん」
    「秋くん! 聞いた? 夏鈴の結婚のこと!」
    「う、うん」
    「冬菜ちゃんも聞いた?」
    春花が顔を向けた先には奥の部屋から出てきた三女がいた。
    「うん、きいてたよ。おめでとう、りん姉ちゃん!」
    (あれ・・? 冬菜・・いつの間に帰ってきてたんだ・・?)

    初登場シーンでは天然ボケ風な感じの三女でしたが、ラストの彼女は兄の精液が入ったコンドームを隠し持っているのでした。

    情熱的な次女に代わって、次回はこの妹が小悪魔なヒロインとなります。

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