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    罪人達のペイヴメント(その9)

    今回で風船クラブの『母姦獄』の記事は終わりです。
    もっと簡単な紹介にするつもりが、かなり長い文章になってしまいましたね。
    いつものようにネタバレ上等で最後まで書きますので、未読の人は注意して下さい。

    『カイト見てるか・・皆帰った、残るは俺達だけだ』
    カメラは大股開きの格好で倒れている精液まみれのマヤを撮っていたが、遠くの部屋で縛られたカイトは俯いて、もう母の姿を見てはいなかった。
    『さすがはおばさんだ。期待通り間に合ってくれたよ。わかるだろ、もうこの女はお前の母親じゃない』
    母姦獄(第33話)
    レンの言う通り、淫母はカメラを通して息子が見ていたことを教えられても反応せず「あぁああ、ちんぽぉ・・ちんぽぉおおっ」とひたすらにセックスを求めるのでした。
    レンは「本当にこれで最後だ」とマヤに挿入し「この女は俺のモノだ!」と勝利宣言をしますが、涙に濡れて焦点の定まっていない瞳でレンを見つめながら彼女は息子の名を呼ぶのです。

    『はぁああっ! あ・・ああっ、ああ・・カ・・カイト・・・』
    『えっ?』
    『カイトぉお』
    自分を呼ぶ母の声に顔を上げるカイト。
    『やっと・・やっと、私のところに・・・うれしいぃ...』
    「母さん!」
    『な・・何を、言ってる。そん・・な』

    まあ、マヤは徹底的な「快楽地獄」によって「理性」や「家族愛」を消し去られてしまったはずですが、息子に対する感情は「家族愛」だけでなく「近親愛(=近親相姦への欲望)」もあったのですから「性欲」を剥き出しにした彼女が息子と同い年の少年に犯されながら朦朧とした意識の中でカイトの名を呼ぶことはそんなに不思議じゃないんですよね。

    しかし、レンは彼女の言葉に動揺し、その隙に現れた親父に金属バットでボコボコに殴られてしまいます。
    これまでは息子の言いなりという感じの親父でしたけど、レンが以前に言っていたように女を食い物にするこの仕事を始めたのはこの男であり、本当の鬼畜はコイツなんですね。
    「わかったかレン、お前は俺の子供だ。親を舐めんじゃねぇ」と言い捨てると親父は仲間の男達と一緒にほとんど意識を失っているマヤを連れ去ってしまうのでした。

    事態の急変を知ってカイトの部屋に入ってきたシズクが「お願いカイト君、レンを助けて・・・」と涙ながらに訴える。
    「マヤさんが連れていかれた場所を知ってるのはレンだけよ。このままじゃ二度とお母さんに会えなくなるのよ!」
    「!」

    レンを助けたいという最重要目的があるとはいえ、やっとここでシズクが『たとえば母が』の峰子のような「主人公(息子)の味方」になりましたね。

    「レンのお父さんは鬼畜よ」
    カイトを縛っていた縄を解いたシズクが告げる。
    「本当に怖い人よ。あの人は、女を壊す事しか考えてないの」
    「何言ってるの・・・それはレンも一緒だろ! 今までずっと見てただろう!」
    「ああっ、違うわ! レン君はあなたからお母さんを奪いたかっただけ! レン君はマヤさんを愛しているのよ!」

    う~ん・・・マヤを自分の女にするにはああするしかなかったということですかねぇ。
    シズクの説明によると、レンの母親は父親の莫大な借金返済のために体を売らされ、暴力団に売り飛ばされたと思われる最後の晩に息子のレンと「近親相姦」をしました。
    彼は父親を憎むと同時に、自分を捨てた「母親」をそれ以上に憎みながら、同時に追い求めていたのです。

    「くっ・・だとしてもっ、こんな事許されるはずない!」
    「そのとおりよ・・・だから私が母親の代わりになろうとした。でも・・ダメだった。私ではなれなかった。あの子を救えなかった! レン君が母親として選んだのは・・・マヤさんよ!」

    きっとレンの童貞を奪った時の母は度重なる売春でかなりの「淫乱状態」にあったのだと思います。
    だから、息子に最後の別れを告げる行為が「近親相姦」になってしまったんですね。
    おそらくレンはそんな母を引き止められなかったことを後悔している。(その時は事情も知らなかったのですから仕方ないのですけど)
    『たと母』の正樹のように母親の「淫乱性」も受け止めて、他の人間との関係を断ち切ってでも母子ふたりで愛し合いながら生きていきたかった。
    だからこそ「理想的な母親」だったマヤの「肉欲の本性」を剥き出しにさせ、かつての実母のように快楽に溺れた「淫母」を自分の「女」にしたかったのではないかと思います。



    シズクと共に車でマヤが陵辱されていた現場に着いたカイトは倒れているレンを発見し、殴り飛ばすのを後回しにして母親奪還に向かいます。
    その頃、連れ去られたマヤはレンの親父達によってまたもや犯されまくっているわけですが、レンの調教と違うのは普通では手に入らない薬を使っていることでした。
    母姦獄(第34話)
    「行こう時間がない・・くっ」
    よろめきながらも立ち上がるレン。
    「あいつらは薬を使うんだ!」
    「薬?」
    「ああ・・強力な媚薬だ。だが強力過ぎて使われた女は・・間違いなく・・精神崩壊してしまうっ、記憶すらなくなってしまうんだ!」

    女を完全な「肉人形」にした後で組織に売り渡す父親をレンは「最低の人種」だと罵倒しますが、それを聞いていたカイトは「おまえとどう違うんだ!」と反論します。
    まあ、そりゃそうですよね。
    そうこうしている間にマヤは乳首や性器に強力媚薬を塗りたくられてよがり狂い、最後のトドメとして直接尿道に注入されている途中でカイト&レンによって助け出されます。
    前回の威勢が嘘のようにあっさり息子レンにボコられてしまう親父。

    アパートに戻ったレンは自分の部屋にカイトを呼んで「俺の負けだ」と敗北宣言をする。
    「マヤさんの中からおまえを消す事はできなかった・・・俺が消えるよ、二度とおまえ達の前には現れない」
    「なぜだ・・・なぜこんなやり方をした! シズクさんから聞いた、おまえは母親が欲しかったんだろ! 俺の母さんが好きだったんだろ! それならどうして言ってくれなかったんだ! どうして母さんを傷つけたり苦しめなきゃならない!」
    「これは俺のやり方だ・・俺は俺のやり方でマヤさんを手に入れようとしただけだ」
    「違う! そんなの間違ってる!」
    「なら、おまえにひとつ聞くが、おまえは正しかったのか?」
    「なっ!」
    「おまえは母親を苦しめなかったと言えるのか?」
    レンが動揺するカイトを見据える。
    「息子が自分に母親以上の感情を持ってると知った時・・マヤさんがどれだけ悩み・・苦しんだと思う?」
    「あっ・・ああ」
    「俺達のしてきたことは同じなんだよ」
    「うっ・・あ」
    「ただひとつ違うのはおまえ達は血のつながった親子で、俺とマヤさんはただの男と女という事・・・どちらがおかしい? それに選んだのは、マヤさん自身だ。それでも・・俺の負けだ。俺は消えるよ」

    まあ、レンもゴチャゴチャ言っていますが、マヤを大勢の男達に陵辱させることによって稼いでいたわけですから格好つけられる立場じゃないですよね。
    結局、実母に捨てられてひねくれた生意気高校生の大掛かりなワガママという感じでした。



    自分もまた「禁断の欲望」によって母を苦しめてきたという指摘に涙するカイトだったが、部屋に戻ると先程まで媚薬の効果で気を失ったまま苦しんでいたマヤが全裸になって立っており、笑顔で息子に近づくと唇を重ねた。
    「うあっ・・どうしたんだよ急に!」
    「はぁ・・今まで我慢させてごめんなさい」
    熟母は息子の手を自分の豊満な乳房に導く。
    「うわぁああっ、あっ・・あ」
    「最初からこうしてればよかった」
    息子に胸を揉ませながらマヤが微笑む。
    「でもね・・母さんも一生懸命我慢してたのよ」
    「待って! 落ち着いて母さん、今は薬のせいでおかしくなってるんだよ!」
    「薬? ううん・・そんなの関係ないわ。ほらっ」
    母が息子の手をグチョグチョに濡れた性器に触らせる。
    「うわぁあ!」
    「わかるでしょう。これは純粋にカイトのが欲しいからよ」
    「あっ・・あああっ、か・・母さん! したいよ! 俺っ・・母さんとセックスしたい!」
    「ええ・・でもその前に、ひとつだけ聞かせてちょうだい」
    「ああ何?」
    母が息子のズボンとパンツを下ろし、勃起したペニスを剥き出しにした。
    「お母さんね、本当はすっごくいやらしいの・・・それでもいい?」
    彼女が息子のチンポを強く握り締める。
    「ううっ!」
    「お口もオマンコも・・お尻の穴も・・全部感じてしまうおちんぽ好きの淫乱なのよ」
    「うあっ、くぅ」
    「それに・・見てたでしょう。お母さん汚れてるの、それでもいい?」
    「も・・もちろんだよ。もう全部終わった事だよ。それに母さんが淫乱なら俺がいっぱい喜ばせてあげるよ」
    「ああっ、うれしいぃ」
    マヤが愛しげに息子の肉棒を舐める。
    「カイトぉ、んぱぁあ!」

    ついに母子の「禁断の扉」は完全に開かれ、残り2話で待望の「母子相姦」が描かれています。
    これまで感じたことのないような異常な「快感」を彼女は「強力媚薬のせい」ではなく「血のつながった親子だから」と考えますが、正直どうだか分かりませんね。
    母姦獄(第35話)
    「近親相姦は特別な快楽を与える」という法則は多くの「近親相姦漫画」で述べられていますが、たぶんこの時のマヤなら誰に犯されても喘ぎまくったと思われます。
    むしろ先程までの陵辱シーンに比べると狂ったようなアへ顔がほとんど見られなくなった分、セックスシーンとしての迫力が落ちてしまっています。
    個人的には「近親相姦への欲望」と「禁忌への意識」の狭間で苦しんでいた頃のシーンの方が「背徳感」があって興奮しました。
    とは言っても息子(=カイト)に感情移入すれば、もちろん最高のシーンでしょう。



    母の膣内に大量の精液を注ぎ込むカイト。
    (そこからの事は)
    (よく覚えていない)
    (ただひたすら俺と母さんは・・・)
    (貪るように)
    (お互いの体を愛し合い・・・)
    (何度も何度も)
    (絶頂に達した)
    (夢・・・)
    (のようだった)
    (現実とは思えないほどの)
    (興奮と・・・)
    (快感)
    母姦獄(第36話)
    (そして・・・)
    (今にも消えてなくなりそうな)
    (母さんの笑顔・・・)
    「あああ・・カイト・・カイトぉおお」
    息子に全ての穴を犯された母が叫ぶ。
    「愛してる! 愛してるわぁあ、カイトおおお――――」
    (まるで・・・)
    (夢を見ているようだった・・・)
    「あなただけよぉ、あぁ・・私のカイト・・・」
    「母さん・・・」
    腰を振りたくっていた息子がまた膣内射精をした。
    「かあさんっ――――!」
    「カイトっ、カイトぉおおおお―――――」

    次の日、マヤはいくつかの着替えとカバンと共に消え去っていました。
    シズクによるとレンも行方不明になっており、二人が寄り添いながら町を去っていったという目撃情報を知るのでした。
    今度はカイトが実母に捨てられたんですね。

    それから一ヶ月、学校にも行かずに母の帰りを待ち続ける息子。
    (なぜ母さんは俺を捨て)
    (レンを選んだのか・・・)
    (レンを愛してしまったから?)
    (いやそうじゃない。母さんが愛してくれたのは俺のはずだ)
    (おそらく母親として・・・)
    (このままふたりが暮らせば不幸になると思い、自分から身を引いたんだ)
    (母さんは最後まで母さんだった・・・)
    (最後まで俺の事を思っていてくれた)
    (だが・・そうだとしても)
    (それが真実だとしても)
    (捨てられ・・残された苦しみは)
    (少しも収まる事はなかった)

    同じくレンに捨てられたシズクと交わる少年。
    (3ヶ月がたち・・・)
    (俺は母さんが二度と戻らない事を悟った)

    彼はシズクを自分の女としてではなく、ただ性欲処理として犯し続ける。
    (数ヶ月がたち、俺の中でどす黒い何かが目覚め・・・)
    (それは日に日に大きく膨らみ続け・・・)
    (母親に対する思慕は消え失せ)
    (恨みと憎しみの感情に占領された時・・・)
    (俺は・・・)
    (レンがなぜ復讐に取りつかれたのか、すべて理解できた)

    一年後、アパートに新しい住人がやって来た。
    「はい・・今日からこちらにお世話になります。息子と私のふたりだけですので何かと迷惑をおかけするとは思いますが、どうかよろしくお願いします」
    小学生らしき息子を連れた熟母がカイトとシズクにやわらかな笑みを見せる。
    「あ・・いえ、こちらこそよろしくお願いします。自分はこのアパートの管理人をやってる沢野です・・なんでも聞いてください」
    (似てる・・・)
    「はい」
    (あの女にそっくりだ・・・)
    聖母のような笑顔が彼の心に黒い炎を灯す。
    (クックックッ・・・)
    (これはこれは・・最高だ)
    (ようこそ・・・)
    (俺の)

    (姦獄へ・・・)


    『母姦獄』は母に捨てられた息子の闇堕ちエンドでした。
    まあ、カイトが狂ってしまうのも無理ないかな。これは母親が悪い。
    作者の「あとがき」によると、この「バッドエンド」の他に「ハッピーエンド」も考えていたそうで、そちらでは息子のカイトが友人レンを同じ女(母)を愛した男として許し、レンはマヤの新しい息子となり、マヤは(シズク先生も込みで)ふたりの息子に愛され続けます。
    個人的にはこの「ハッピーエンド」は最悪ですね。息子が増えてどうするんですか。正直言ってレンの幸せなんてどうでもいいんですよ。
    レンに見せ場を与えるならマヤを「母親代わり」にするのは止めて、絶望的であると知りつつも実母を捜し出すためにひとりで(あるいはシズクと一緒に)消えた方が良かった。
    ちなみに「バッドエンド」では誰も幸せにはならず、マヤを手に入れたはずのレンも決して幸せにはならないそうです。

    結局、比較対象にしてきた『たとえば母が』とは全然違うラストでしたね。
    「禁忌の罪」を犯した母と子は別々の道を歩いていくことになりました。
    「一度きりの母子相姦」という点では『久枝背徳日記』の方が近いですが、息子への影響は全く正反対です。
    「息子の寝取り返し失敗」というと唄飛鳥の『罪母』も思い出します。
    こちらも後味の悪いエンドですけど、母が自分を調教した少年を愛して完全に息子を捨ててしまうので、「母親ネトラレ」としては分かりやすいですね。
    『罪母』は『母姦獄』と似たような展開なので、こちらも比較しながら読むと面白いかも知れません。

    風船クラブはこれまでに数多くの「母子相姦漫画」を描いてきたので、たまにはこのような「バッドエンド」があっても良いと思います。
    レンと連れ立っての逃避行は息子の心を踏みにじる愚かな選択でしたが、ラストの時点のマヤは度重なる調教と強力媚薬でもうほとんど精神崩壊しており、圧倒的な「肉欲」の隅に微かに残っていた「理性」と「母性愛」を振り絞った行動だったんでしょうね。
    『たと母』ではドラッグレベルの媚薬による榊の「仕上げ」が始まる寸前に、正樹が母親を自分の「女」にしました。
    「仕上げ後」だったら、たとえ「近親相姦」をしても美晴が息子と暮らし続けることは出来なかったのかも知れません。
    「母子相姦漫画」としても「母親ネトラレ漫画」としても『母姦獄』はちょっと異端と言えますが、この作者の作風が好きなら充分に楽しめる「熟母陵辱漫画」です。


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