前回まで「義母モノ」の紹介が続いたので今回は「実母モノ」でいきたいと思います。
サークルJUNKセンター亀横ビルのママキャラCG集『今夜、母と妊活します。』では、帝都の学校から久しぶりに故郷に帰ってきた少年が美しい母親と再会します。

村の顔役である高峰家の跡取りである彼は村中の皆から歓迎されたが、その心中は複雑であった。
これはただの帰省ではなく、昔ながらの風習による大事な義務を果たすためにやって来たのだから。
風呂から出た少年が寝所の襖を開けると、布団の手前に正座している薄襦袢を着た母が凛とした眼差しでこちらを見据えていた。
「義昭さん。いつまでも立っていないで、お座りなさいな」
この村では十六歳になった長男に実の母親が「女体」を晒し、実践的な性教育として「子作り指南」を行なうことが大切な「儀式」として代々受け継がれてきた。
「何も心配することはありません。貴方のお父さまも、お母さまにご指導を頂いたそうです」
美貌の熟母は表情も変えずに息子にそう告げた。
人里離れた村で続いている「近親相姦」による「筆下ろし」の慣習という設定は、黒岩瑪瑙の
『淫習』でもありましたね。
主人公も村で暮らしている頃はこのしきたりを当たり前のものと感じていましたが、周囲の反対を押し切って都会に出たことで「母子相姦」が「禁忌」であるという「常識」を知ってしまい、それゆえに憧れの女性でもある母との「子作り指南」に「背徳感」を覚えると同時に「禁断の欲望」を抱いてしまうのです。
武家を祖先に持つという清楚で凛々しい美貌と熟れきった豊満な肉体の和服美母が良いですね。
ちょっと気になったのは下腹部に描かれた妊娠線。普通なら描く必要はないと思いますけど、そこに「熟母」に対する作者のこだわりを感じました。
いよいよ実母と性交をしようとする彼だったが、なかなか上手く秘裂に肉棒を入れられない。
「お・・お母さん、やっぱり僕・・・」
「大丈夫」
「で・・でも」
「大丈夫だから怖がらないで」
息子を優しく抱き寄せる母。
「あなたは昔からやればできる子・・・このまま・・お母さんの中に挿入しなさい」
母の手に導かれて少年の勃起したペニスが愛液に濡れた淫肉にズブリと潜り込み、思わず甘い喘ぎ声を上げた彼女の唇を息子が奪い、愛しげに舌を絡めていく。
「だ・・駄目よ・・・」
「ど・・どうして今更・・?」
「これは・・あくまでも・・子孫を残すための技術指南であって・・・男と女の・・それでは無いのですよ・・・」
涙を流しながら切なげに息子を見つめる美母。
「そ・・それにお母さんだって実の息子に・・こ・・」
「でも僕は・・」
腰を激しく動かして亀頭を母の子宮の中に突き入れる少年。
「・・あっ・・あ゛! あ゛あ゛あっ! この顔は見られたくないのよっ!」
(僕の記憶の中のお母さんは・・優しくて・・常に気品に満ちていて・・・)
(それがこんな・・・)
「あ・・あふあ・・ふあっ、ひあぁ・・きて・・・」
「お母さん・・」
(実の我が子のペニスに貫かれて・・・)
「お母さんっ!!」
「そ・・そう・・ああっ! いいっ・・いいわっ、気持ちいいのおおっ!」
「禁忌の快楽」に溺れてしまった母と息子。
少年は「ま・・待ちなさい・・中で出すのだけは我慢して・・」とよがりながらも訴えていた母の言葉を無視して「お母さんっ、僕の子供を妊娠して下さい!」と叫びながら膣内射精をしてしまいます。
その結果「性欲」を制御できなかった彼は今回の「子作り指南」では「不合格」となりますが、うな垂れる息子に熟母は優しく微笑みながら「精進すれば宜しいのですよ。貴方のお父さまも、私を娶るまで何度も母上にご指導頂いたそうです」と告げるのでした。
少年には父より十七も年下の若い叔母がおり、この村では兄と年の離れた弟妹というものがさほど珍しくない。
そんな過疎の村での「近親交配」の淫習から逃れられないことを彼が悟りながら物語は終わります。
物語の序盤で襖が徐々に開いて正座している和服姿の母親が現われ、最後はまた襖が閉まっていき、閉まる直前にそれまで凛然としていた母親の表情が緩んで微かに笑みを浮かべる演出も情緒的で良かったです。
このサークルでは漫画『ヒカルの◯』に登場するお母さんキャラ
「美津子さん」シリーズなどの「版権モノ」も多いですけど、物語の質は「オリジナル作品」の時の方が高いですね。
ちなみに、このブログでも紹介したCGノベル
『ママすぺっ!』のシリーズを中心にデジタル作品をカラー漫画形式に再構築した単行本『ママすぺっ!』も発売されています。

「デジタル版」を未見の人にはオススメかも知れません。
「熟母」を描く能力はトップクラスだと思うので、これからも素晴らしい「母子相姦モノ」を描いてくれることを期待しています!
田中エキスさんの疑問の件教えてくださりありがとうございます。
編集部の方針ですか・・・なるほど。たとえベテラン作家さんと言えど厳しい世界ですね。
また、各々「エロ」「物語」「キャラ」優先型という分類というのも面白いというか、言われてなるほどと思いました。
流木念さんの幸福な家族はボクも読みました。
ボキャブラリーが貧困なのであれですが、作品全体から出てくる勢いというか、エロさがある作品だと個人的に思いました。
惜しいのは・・・大橋さんも書かれてますが、真の近親相姦物ではないことですね。
作家さんを追っていないのであれですが、是非とも近親物を描いて欲しいですね。
児妻さんの交換息子は、雑誌で数話読んで良かったので単行本買ったのですがまだ未読です。
書き下ろしも入って一冊まるごと近親(母子)物!
こういう単行本が増えて欲しいですよね!
また寄らせていただきます。
それでは。