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    「妄想(ウソ)」から出た「近親愛(マコト)」? (その5)

    ゼロの者の『シス・ブラっ』は前回紹介した「第6話」までが単行本(第1巻)に収録されており、ここからはまだ単行本化されていませんので、続きを未読の単行本派の読者は注意して下さい。

    「第6話」で再び絡み合った兄妹は、その後も「秘密の関係」を続けています。
    シス・ブラっ(第7話)
    すっかり男女の関係になったような二人ですけど「本番」はしていないので暗い「背徳感」はありません。
    明るく「禁断の快楽」を味わえることに八重は満足していますが、兄の方は複雑な心境です。

    性器を曝したままの妹に見送られて仕事に行く兄。
    「はぁ――こうなって嬉しいのは確かなんだけど・・な。でも・・何か違うっていうか・・・」
    玄関のドアを閉めた彼が溜息をつく。
    「ままごとがしたいワケじゃないのに・・・な・・」

    「近親愛」を明確に意識している兄にとって、この関係は生殺し状態だったんですね。

    そして、八重は編集の紹介で先輩エロ漫画家の“ナナ”に出会います。
    「第6話」のラストに出てきた、ちょっと変な(ミステリアスな)女性ですね。
    彼女は八重の住所を聞き出すために編集とセックスするのですが、このシーンは全然いりません。まあ、今回は冒頭カラ―で兄妹の「疑似セックス」が描かれているので良いですけど・・・

    さらに八重の新しいアシスタントとしてオタクの少年が登場します。
    前にも述べたように、次々と「第三者」が現われるのがこの作品の特徴ですね。

    「――アシスタントが男なんだって?・・・大丈夫か?」
    階段を上りながら兄が問う。
    「うん、平気平気。あたしの周りの人達に比べればよっぽどマトモ」
    「なんじゃそりゃ・・・」

    そりゃまあ、兄貴は心配しますよね。
    「兄」としても、「男」としても。

    「そういや隣に新しい人 はいったらしいな」
    「・・・みたい。まだ会ってはないけど」
    そんな話をしながら玄関のドアに近づくと、噂の“お隣さん”がいた。
    「・・・あ」
    「お」
    「え・・?・・なん・・で?」
    その女性の顔をもちろん八重は知っていた。
    「――今度引っ越してきた、本城――七美――です。よろ――し――く」

    超接近してきた“ナナ”。
    兄妹の周囲はこれからも騒がしそうですね。
    妹の「欲望」と兄の「想い」の続きは次回。

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