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    母が子に与える愛情の温度(前編)

    騙野犠牲の『母子温泉旅情』は、タイトル通り母と子が温泉に行く物語です。
    母子温泉旅情
    「なー 母ちゃん、いっこきーてえーかぁ? ・・いいですか?」
    食卓に座った少年が台所に立つ母の背中を上目づかいで見る。
    「あらたまったな―― なんやあ修ちゃん」
    振り返った母が息子の前に座ろうとする。
    「もう父ちゃん死んでずいぶんやろ?」
    「だなぁ、修ちゃん2つの時やから10年・・11年かな?」
    「さ・・再婚とか・・・せーへんの」
    その言葉に一瞬驚いた母だったが、息子の顔を真っすぐに見つめた。
    「せえへん・・よ」
    満面の笑みを見せる母。
    「修ちゃんが、修ちゃんがおってくれれば、母ちゃん十~分幸せや」
    「母ちゃん」
    母の言葉に顔を赤らめる息子。
    「でもうれしわ~~ 母親思いの息子もててっ」
    頬擦りしながら頭を撫でてくる母によって、少年の顔は更に赤くなっていく。
    「お~し!! 母ちゃん気分のってきたっ!! 出かけよっ! 親子愛深めに出かけよ!!」
    「ま・・まって母ちゃん・・僕、宿題が・・・」
    そう告げた息子はすでに車に乗せられており、車はもの凄い勢いで急発進していた。
    「風呂がコワれてるさかい温泉にレッツ・ラ・ゴンやぁ!!」

    こうして唐突に温泉へと訪れた母子。
    (そやった・・・)
    (母ちゃんは自分にストレートな人やったんや)
    (お茶目で優しくてカッコよくてカワいくて)
    (僕を必死で育ててくれた母ちゃん)
    少年は女湯へと入っていく母の背中に切なげな視線を送る。
    (そんなあなたを・・僕がどんな目で見てたか知っとる?)
    (母として― だけでなく・・・)

    深まり過ぎた「家族愛」が「近親愛」へと変容してしまっていた少年。
    ただ、この時点での母の愛はまだ「家族愛」でした。(ちょっと想像しちゃったりしてますが)

    しかし、実は温泉が混浴(しかも他には誰もいない状況)だったというお約束の展開で、母子は「禁断の関係」となってしまうのでした。

    明るいノリで「背徳感」は少ないですけど、息子が愛しくて堪らない様子のお母さんが良いです。
    関西弁が可愛いですね。

    次回は、この親子の「近親愛」の行方を紹介します。

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