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    この広い世界でたったふたり・・・すれ違い、そして惹かれ合う・・・

    「あ」
    外に出掛けようと少年がドアを開けると、目の前には見知った少女がいた。
    「・・・・あ――・・っと、お、おかえり・・・ねーちゃん」
    「・・・どこ行くの?」
    「えっ・・ゲ、ゲーム買い・・に」
    「お風呂の用意は?」
    「お、俺だけど・・・帰ったらやるって! すぐ!」
    少年の言葉を受けた姉が家の中に入っていく。
    「もう・・本当にちゃんとしてよね。それとゲームは家事してからだからね!」
    「へーい」

    (PM 7:30から夕飯)
    (風呂はなるべく その前に入る)
    (次の日の弁当のしたくは夕食と一緒に)

    (ずっとそんな感じになってた)
    (毎日ずっと)
    (だから)

    (ねーちゃんは今日も同じ毎日を繰り返す)

    井ノ本リカ子の『あねおとうと。』は、そんな姉弟の毎日に少し変化が生じる物語です。
    あねおとうと。
    「・・・ねーちゃん、そっちで寝ても・・いい?」
    夜中にマクラを持った弟がそう告げても、ベッドに横たわった姉は拒絶の言葉を返さない。
    少年が少女の瑞々しく豊満な肉体を愛撫するのは、もう恒例の行事になっていた。
    「・・・つらい?」
    「つらいっからっ、はっ、は・・っ、もっ、あうんっ・・!」
    抵抗せずに切なげな声を上げている姉の秘唇に彼は勃起したペニスを当てる。
    「もっと・・つらくなるよ」
    「透・・っ」
    「ここまですんのは・・・初めてだよね。きっとつらいし、痛いと・・・思う。だから、つらかったら言ってよ。痛かったら、ちゃんと俺に・・・つかまってよ」
    そして、姉と弟は繋がった。
    「・・・痛い? ねーちゃん・・全部、入っちゃったよ・・?」
    「ひ・・っ!」
    少年の腰の動きに小さな悲鳴を上げた少女が両手で彼の顔に触れる。
    「痛い・・わよ、ばか」
    「・・・うん」

    姉は弟によって膣内射精をされるまで、甘い喘ぎ声を上げ続けた。

    「いっ、いてててててててっ」
    姉の手が弟のほっぺをつねっている。
    「・・もう・・しちゃダメだからね!」
    「ご、ごめん・・・」
    「・・・・・・」
    「・・でもっ、俺・・・!」
    「・・・・・・」
    「・・・ごめん」
    「・・・・・・」
    姉の手が弟の頭を撫でる。

    「アンタって・・・昔からそう。甘えんぼで・・一人じゃ寝れなくて」

    (ねーちゃんが)

    「いつも母さん達の布団とか もぐり込んで、ぴったりくっついて・・・」

    (初めて母さん達の話をした)

    姉の膝を枕にしながら、少年は温もりの意味を思う。

    (あの日 母さん達が死んで)

    「――ガキの頃の事じゃんか。それに、ねーちゃんだって」
    「うん」

    (俺達が世界で二人きりの家族になってから)

    「・・・大人になって、こーゆー事するのって、そうやってまた誰かに
    ギュッてしがみつきたいからなのかもね」

    (はじめて)

    「・・・ねーちゃんも、いつでもギュッてしていいよ、俺に」
    「・・・何言ってんのよ、ばか」


    (ねーちゃんが泣いた)



    本当の涙を見せられる相手がいるというのは、幸せなことなんだろうと思いますね。
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