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    転んだ先の弟(中編)

    「勇ちゃあああん」
    姉弟が暮らす家に響き渡る声。
    「また・・まッ、またまたまた、またまたまたっ・・!! ふられたよぉ~~っ」
    いつものように、弟の前で泣きじゃくる姉。

    内々けやきの『姉にやさしく。』に登場するのも「放っておけないお姉ちゃん」です。
    姉にやさしく。
    (姉の根津愛美は一定の彼氏と長続きしたことがない)
    (弟の俺が言うのも何だが、可愛らしい姉だし性格だって人懐っこい)
    (男女を問わず人気者なので、必然 彼氏には困らない状況なのだが)
    (それでも長続きしないのは、問題が一つ)

    (家事全般が天災級にダメなのである)
    (彼氏の家に行って掃除なんてしようものなら部屋が半壊)
    (料理だってみそ汁を作るだけなのに緑色の泡を吹く謎の代物を作って彼氏を次々と病院送りに)

    前回紹介した『ひとつ屋根の下で』の姉のように家事系が苦手な不器用タイプですね。
    ただ、単なるドジっ娘ではなく、かなり破壊的なパワーを秘めているのが特徴であり、やっかいなところでもあります。

    泣きじゃくる姉に温かいココアを差し出す弟。
    (姉がふられるたび、こうしてなぐさめるのが俺の仕事みたいになっている)
    最初はご機嫌斜めだった彼女も彼の作った絶品スイーツを食べてニコニコになる。

    (一通りおちつくと、姉は急に甘えてくる)
    (いつからか、その行為は姉弟の垣根を高く飛びこえてしまった)
    (そんな“恋人ごっこ”のようなものは、姉に彼氏ができるまで続く)
    (姉はきっと俺に“姉を振らない理想の彼氏の図”を被せて見てるのだろう)
    (俺には姉は姉のままにしか見えない)
    (昔から大好きだった可愛くて とんまな姉だ)

    すでに「禁断の関係」になっている姉弟。
    しかし、弟は「彼氏の代役」を演じながら、姉を「姉」のまま愛していました。

    姉を大切に想うからこそ、「近親相姦」を避けようとする弟。
    しかし、そんな彼を見て姉は目を潤ませる。
    「私ってそんなに魅力ない? 勇ちゃんまでお姉ちゃん嫌いになっちゃった?」
    (ずるいぞ姉ちゃん・・! こっちはなあ・・!!)
    彼の中の「欲望」が「理性」を凌駕する。
    「大ッ好きだから言ってんだよ!! 何でわかんないかな! おねーさまは破壊力高すぎんの!!」
    結局、姉弟は淫らに舌を絡めてしまうのだった。
    「私もさ、ホントのところいいのかなって気がしてて、勇ちゃん優しいからイヤイヤ付き合ってくれてるだけかなとか思ってて、だから嬉しいんです。勇ちゃんと ちゃんとつながってるかと思うと」
    彼女は弟のズボンから勃起したペニスを取り出して唇を近づける。
    「私、もう何でもしちゃう・・っ!」

    (確かに身体を合わせる時はいつも真っ暗だったし、それでギリギリの他人感は保ってきたつもりだった)
    (自己欺瞞なのはわかってます! 俺は なぐさめる係で恋人じゃないんだって言い聞かせて・・・)
    (でも、こうやって明るい中であの姉が俺のモノを吸ってる姿はっ・・!)
    「姉ちゃん、やべっ・・・すっげコーフンするってば!!」

    姉の巧みなフェラチオに射精する弟でしたが、それを教え込んだ元カレに嫉妬の感情を抱きます。
    そんな彼に微笑みながら全裸になる姉。

    「あのね、今日からは勇ちゃんの言うことが私の全部なんだから・・・好きにしていいんだよ?」
    「姉ちゃん・・!!」
    姉が弟に跨り、二人の性器が結合する。
    「おっ、俺は姉ちゃんが俺を見てくれてるだけで、それでいいっ・・・」
    「ん・・くぅ・・あちゅっ・・!! はああっ・・!」
    喘ぎ声を上げながら、姉が囁く。
    「見てたよ、ずっと・・!」
    「・・・・・・!!」
    その言葉によって弟の腰の動きが激しくなる。
    「あっ!? きゃあ!? 急にっ!? 強いっ、強っ・・!! 勇ちゃあん!!」
    「だってっ・・そんなこと言われたら俺っ!!」
    「あァッ、くん、ひゃああっ」

    (追い出したいっ! 今まで姉ちゃんのこと振ったヤツのこと全部っ!!)
    (とんまで家事が全部だめでも、それが俺の姉ちゃんなんだ!!)

    「姉」を自分の「女」にする決心をした弟は、その膣内に大量の精液を注ぎ込むのだった。

    朝、目覚めた彼は、崩壊した台所の中に姉の笑顔を見た。
    「はい! バレンタインチョコでーす!! いつもはできあいだけど、今年は何と手作りなんだよ!」
    その異様な物体を手にして固まる弟。
    「さあ! 食べて!!」
    「今!?」
    期待に満ちた澄んだ瞳は彼に拒否権を与えていなかった。
    「・・・・あのよう、姉ちゃんはよう、こういう回避不可の善意を送りつけるから振られちゃうんだよ!! 食うけど!!」
    彼は決死の思いで愛情たっぷりのチョコを口にする。


    (入院しました)


    まあ、これからもいろんな意味で弟くんは大変そうだけど、決してお姉ちゃんを見捨てる事はないでしょうね。
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