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    愛ってなんだ? 悔やまない事さ

    年齢の近い姉や妹を「異性」として意識してしまい、それが「近親愛」へと発展していく事は不思議ではありません。
    ただ、相手を「家族」として愛しているのならば、その感情は封印しなければならないと考えるのが普通でしょう。

    「近親愛」の先に「普通の幸せ」は存在しないのだから。


    タケイオーキの『escape』に登場する兄もそのような悩みに苦しんでいます。
    escape
    (僕は今日も)
    (ここへ帰ってくる)
    (慣れ親しんだ家ではなく)
    (この 自分ひとりだけの空間へ――)

    少年がドアを開けると、そこにはワンルームの殺風景な部屋があった。

    (僕の家族には両親と香織がいる)
    (他人から言わせると才色兼備 礼儀正しく社交的 隙が無い完璧人間 な妹―――)

    (けれど僕の前では昔から ずっと変わらないままの)
    (甘えん坊で少し抜けているけど守ってやりたい大切な妹だった)

    (それなのに いつからか)
    (僕だけは変わってしまった)

    自分を慕ってくる可愛い妹に対する愛情が「家族」という器から溢れ出ていく。

    (妹は僕を兄としてしか見ていないのだろう)

    幼い頃と同じように兄に対して無邪気に接してくる少女。
    そんな妹を見つめながら、幼い頃には感じられなかった胸の高まりに戸惑う少年。

    (妹との接触に いつからか僕の中には おかしな感情が生まれてしまった)
    (最初は小さな感情だった)
    (香織は簡単にそれを刺激して、日増しにその感情は増していった)

    (そして――――)

    (その おかしな感情が限界を超え)
    (それをやっと自覚した時には)
    (その感情はコントロールが効かない程に)
    (強く汚いものに変わってしまっていた)

    妹の下着で自慰をした時、少年は自分の「家族愛」が歪んでしまった事を認めた。

    (・・・だから僕は逃げる場所を探して)
    (この何も無い孤独な場所に居る)
    (ここなら あいつを傷つけないで済む)
    (自分を保つ事ができる)
    (そうすれば この感情もいつかは消え)
    (元通りの生活に戻れるかもしれない)

    (筈だったのだが)

    訪問者を知らせるチャイムが鳴り、ドアを開けると、そこには彼の悩みの元凶が立っていた。

    兄の逃げ場所に乗り込んできた少女が、彼を問い詰める。
    「さっ、全部話してもらうからねっ!」
    正座をして少年を見つめる妹。
    「全部 って何を・・・」
    「何で私にだけ何も言わないで出て行っちゃったか だよ」
    少女が少し俯く。
    「・・・もしかして、私に関係ある・・?」
    「・・・そんな事ないよ。香織には関係無いから」
    「・・・・」

    ( 「お前に欲情してる」 )
    (なんて言える訳ないだろ)

    (言い訳も無い訳じゃない)
    「・・・前からずっと一人で暮らしてみたかったんだよ。丁度いい部屋があったから話がすぐに決まってさ」
    「でも・・話してくれても・・・」
    「早く決めないとだったからさ、教えるのが遅れたのは謝るよ」

    (香織を傷つけたくない)

    「きちんと引っ越しが済んでから香織にも伝えるつもりだったんだ」

    (香織のためなんだ――)

    「そんな事 気にする必要ないだろ?」

    「・・だって・・・・心配・・だし・・・」
    正面から自分を見つめる妹の視線から逃げるように少年が顔を背ける。
    「べ、別に・・・香織には関係無いからさ・・・」
    「・・嘘・・」

    (放っておいて欲しいのに)

    「お兄ちゃんが私に嘘つく時って・・・私の目を見てくれないもん・・・」
    「・・・そんな事ないよ」
    「嘘・・・なら、私の目を見れるでしょ?」
    彼は近づいてきた妹に腕を掴まれていた。

    (それが香織のためなのに)

    「本当の事 言ってほしいの」

    (何で そこまで必死になるんだ・・・)

    「ねぇ・・・ねぇっ!」

    「うわっ!?」
    兄は妹によって押し倒されていた。
    「・・・私・・・知ってるよ?」
    (―――――え?)
    「お兄ちゃんが・・私の・・下着・・使ってた事・・・」
    (だったら それこそ・・あれ・・?)
    「・・・香織? お前・・何して・・・」
    兄の上に馬乗りになった少女が制服のボタンを外し、下着を脱いでいく。
    「・・お、おい・・・」

    そのまま彼女は兄の勃起した肉棒を自分の秘唇に導きます。
    そんな妹の所業を彼は口では制止しながらも、実際には全く抵抗せずに「近親相姦」をしてしまうのでした。

    「痛・・ぁ・・」
    処女消失の痛みに耐える少女。
    「おいッ・・! 何してんだ、馬鹿ッ・・・」
    「・・わたしっ・・・だって・・お兄ちゃんの事が好きなんだもんっ・・! 兄妹だからじゃないの・・・男の人として・・・好きなのっ・・・」
    ボロボロと涙を零しながら、妹が「禁断の想い」を告白していた。
    「それに気が付いて欲しくて、色々な事・・してっ・・・抱きついて見せたりして・・・女の子として意識させたくて・・・だから・・・全部知ってたの・・・それ・・なのに・・・やっと そう見てくれたと思ったのに・・・出て行っちゃって・・・」

    (・・同じ想いだった・・けど・・・)
    (それでも あの時は・・・)

    「でも・・あのままじゃ理性が保てなくて・・・香織を無理矢理・・傷つけそうで・・・」
    「・・お兄ちゃんなら・・それでも良かったの・・・」
    「・・え?」
    「私は嬉しいんだよ? お兄ちゃんに女の子として見て欲しかったんだよ? それが無理矢理でも・・私を求めて欲しかったの・・・」

    (僕は―――――)

    「でも迷惑・・だったかな・・振り回して・・混乱させちゃって・・・」
    兄に処女を捧げた少女が震えている。

    (僕はどうしたいんだ)

    (大切にしたい・・・幸せになって欲しい・・・傷ついて欲しく無い・・・違う、そうじゃない)
    (僕が 一番したいのは――)

    上半身を起こした彼が この世で最も愛しい少女を抱き締める。

    (僕は――)
    (「香織が欲しい」んだ)


    ついに「禁断の欲望」を開放させた兄。
    もう彼に迷いは無い。それが愛する妹の望みなのだから。

    一線を越えてしまった兄と妹は心ゆくまで愛し合った。


    「駅まで送って行くよ」
    玄関で靴を履いている妹に兄が告げた。
    「うんっ、また来てもいい?」
    「その事なんだけど、これなら もう家に戻ろうかな って・・・」
    「えー だめっ!」
    「何で?」
    「家に帰っても誰か居たらできないでしょ? こっちなら私が来れば好きな時にできるし・・・」

    (僕の想いは本来とは別の形で成就され)
    (これで解決するものと思っていたけれど・・・)

    「それに私、来年はこっち来て お兄ちゃんと一緒に住むって決めたもん」
    少女が可憐な笑みを兄に見せる。
    「ずっと一緒にいようねっ、お兄ちゃんっ」

    (この感情が治まるのは)

    (まだ先になりそうだ―――)


    こういう「したたかさ」と「純粋さ」を合わせ持ったような妹は好みです。
    お兄ちゃんは もう逃げられないでしょうねえ。

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