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    息子を裏切る母親達(その4)

    「母親ネトラレ漫画」で自分が好きなのは、「息子の友人」が寝取るパターンですね。
    そして、その「息子の友人」に「母親」が存在していない事が重要です。
    『無人島』『山姫の実 智美』に登場する少年達は息子の「友人」とは呼べないですが、「母親」はいません。
    その境遇に「母性本能」をくすぐられたヒロインは少年と親密な関係となり、やがて「女」として調教されていくのです。
    少年にとっても彼女は単なるセフレ感覚の熟女ではなく、そのセックスは「擬似的近親相姦」の意味合いを持っていると考えられます。
    つまり、息子の立場で考えてみると、母を「女」としてだけでなく「母親」としても奪われてしまうわけですね。


    沢田大介の『恋母』に登場する少年も「友人の母親」にフェラチオをさせながら、その姿を「友人」に見せつけてやりたいと言います。

    「だって自分だけ母親いて自慢してるみたいだし、母親としても女としてもオレの物だって教えてやりたいよ」
    そんな彼に彼女が告げる。
    「あん、そんな事しなくても、岬は広太のものよ」

    そんな母の姿を覗き見ている「息子」のショックは凄まじいでしょう。


    前回紹介した『山姫の実 智美』では寝取られてしまった母親の姿を息子の視点から描いていましたが、『山姫の実 智美 -過程- 』においては母親の視点で寝取られるまでの過程が描かれています。
    山姫の実 智美 -過程-
    このようなスタイルで山文京伝は他にも「ネトラレ漫画」を描いていますけど、大塚子虎の『交差する雌と雄』も同様のパターンですね。

    (きっかけは些細な事でした・・・)
    (手グセの悪い青年との出会い・・・)
    (すさんだ生活を送る青年をほっておけない・・・)
    (今思えば、それは)
    (そんな おせっかいだった様な気がします・・・)

    彼女は勤務先の店で捕まえた万引き少年の境遇を聞いて、警察に通報しないばかりか料理を作ってあげたのだった。
    (それは・・・子を持つ親としての使命感・・・)

    「万引きねぇ・・・」
    母から話を聞いた息子があまり関心なさげに答える。
    (あの人が残してくれた一人息子の優一・・・)
    (――・・この子を立派な大人に育てあげる事・・・それが私の生き甲斐であり)
    (人生そのものでした・・・)
    「アイツ評判悪いよっ、不良で超有名だし窃盗まがいの噂もあるし・・・」
    相手が「山下文弥」である事を知った息子が注意する。
    「ふーん・・・」

    愛する息子の忠告。
    それでも彼女はその後も彼の面倒を見るようになるのです。

    (片親な上に疎遠となって久しいという彼の家族・・・家庭環境・・・)
    (同じ片親の家族でもある自分と優一に重なる所もありました・・・)
    (だから通いました・・・他意はありませんでした・・・)
    (その日までは――・・)

    若い男の家に通う熟女。
    彼女は「母親代わり」のつもりでも、「性欲」を持て余した彼が我慢できなかったのは仕方ない事だったと言えるでしょう。
    そして、その「性欲」は彼女の中にも眠っていたのでした。

    強姦から始まった「肉体関係」に溺れていく智美。
    (カレの若くて剛直な欲求・・・その熱さに当てられて・・・)
    (想像すらしなかった・・・淫猥な行為に傾倒してゆく自分・・・)
    (以前なら憎悪しか感じなかったであろう淫らな行為に・・・)
    (いつしか やましく 後ろめたい様な愉悦さえ覚えていました・・・)
    (亡き夫や息子を裏切り・・・青年との情事に溺れ・・・)
    (彼の情婦の様に扱われる事に・・・)
    (カレに・・・)
    (夢中になっていました・・・)

    「裏切りの情欲」に堕ちるまでに もう少し心の葛藤を描いて欲しかったですが、ページの都合もあるので仕方ないかな。
    息子と電話しながらセックスをするという「母親ネトラレ」の黄金パターンも描かれているし、「エロ漫画」としては非常に充実しています。

    (既に日常も変わっていました・・・)
    (何気ない一日の中でも・・・)
    (彼が望むなら出来てしまう・・・)
    息子と夕食を共にする母親。
    しかし、その服の下には卑猥な下着を身に付け、その肉体にも下品で淫らな言葉が書かれているのだった。
    (麻薬のような危険な刺激・・・)
    (文弥クンから与えられたセックス用の下着を身につけたまま・・・大切な優一との時間を過ごす・・・・)
    (牝の貌のまま・・・息子に接するスリル・・・)

    (――・・優一・・・実は今日の昼間はここで文弥クンと激しく求め合ったの・・・)
    心の中で息子に告白しながら、母は乳首を勃起させていた。
    (ついさっきまで ここで・・・母さん・・・カレを受け入れていたのよ・・・)
    (大きな声をあげたから・・・お隣には気づかれてしまったかも知れないわ・・・)
    (でも・・・それでもいいの・・・)
    (・・・母さん、身も心も・・・)
    (今はカレの・・っ)
    (女になってるから・・・)
    何も知らずに食事をしている息子の前で女体を震わす母。
    (あなたより文弥クンの方が大切だって・・・もう大勢に告白してるの・・・っ)
    (宣誓までしてる・・・)
    (今も 母さん・・・カレの女として―――・・ココにいるのよ)
    「情欲」が彼女の「理性」をドロドロに溶かしていく。
    (カレの牝として・・・イ・・っ、イったり・・して・・っ)
    (しあわせ・・よぉ・・・)
    母は息子の前で密かに絶頂を迎えていた。

    そして、「ネトラレ」の「過程」は、息子が「裏切り」を知った「現在」へと繋がっていきます。

    (息子の学業・・・息子の将来・・・)
    (何より大切だった それらの事へのこだわりは・・・いつのまにか薄れていました・・・)
    (もう そんな事には・・・たいした興味を持てなくなっているのです)
    野外で犯されながら智美はあられもない喘ぎ声を上げ続ける。
    その姿を息子に見られているとも知らずに。

    (いつか・・・)
    (・・・優一に気づかれる日が来るかも知れません・・・・)
    (でも、その恐れも・・・いつの間にか無くなっていました・・・)
    (それでも構わない・・・)
    (私はカレの女だから・・・)
    (カレ無しでは生きていけないから・・・)


    「優一~~っ」
    「家」に戻った彼女は「母親」としての笑顔を作る。
    「ケーキ買ってきたの。お茶にしましょっ」
    「・・・うん」


    (二重生活は続いていきます・・・・)

    (いつか終りの訪れる・・・)


    (その時まで・・・・)


    息子の立場で読んでいると、なんとも やるせないストーリーです。
    「ネトラレ漫画」としては これが「正解」でしょうが、「近親相姦漫画愛好者」にとってはバッドエンドですよね。
    どうしても「息子の逆襲」を期待してしまいます。
    彼女の「調教」はすでに完成段階なので、情に訴えてもダメでしょう。
    セックスによって「母親」を堕とすしかないのです。
    体力や技術で多少劣っても「近親相姦」の「背徳性」が彼女に最高の快感を与えるかも知れません。
    山文京伝が「寝取り返し編」を描いてくれたら最高ですけど、それは無理でしょうから自分のイマジネーションに頼るしかないですね。

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    2件のコメント

    [C124]

    こんばんは。
    またまたお久しぶりです。w
    前回のコメント後のボクへの大橋さんのサービスでしょうか?w結之さんの「まぼろしインビテーション」(父娘物)を紹介していただいて恐縮です。
    現状手に入るならば是非購入したいですね。まだ何もチェックしてませんがw
    佐々原憂樹さんの「すきなひと」ほのぼの系ですかね?こういう展開はやはり好きですね。
    ストレートに好きな人と結ばれたい、その相手が実の兄でも。
    ラスト?の「大好きです それだけです」いいなあ、このセリフ。
    何度か書いたと思いますが、近親相姦の禁忌・背徳感も大好きですがwこういうのもグッとくるものがありますw
    また漫画ですから絵で見せるのは基本ですが、セリフも重要なポイントですね。
    この兄妹のエロエロなセリフがボク好みでした(汗
    山文京伝さんの作品「山姫の実」は(その4)までを読んできて、やはり「寝取り返し」を読まないと、近親相姦好きのボクとしては評価が下がってしまいますww
    大塚子虎さんのようにトラブったわけではないのでしたら、どうでしょう?続編として発表されることはないでしょうか?
    商業誌や同人誌で別エンディングなど面白い試みをされている方なので。
    ただ、続編「寝取り返し」があったとしても「面白い試み」ではないですね(汗


    • 2009-06-08
    • 一究
    • URL
    • 編集

    [C125]

    こんばんは!おひさしぶりです。

    『まぼろしインビテーション』に関しては、一究さんのコメントの影響を受けて紹介させて頂きました。
    COMICメガストア(2007年05月号)に掲載されていた作品ですが、単行本は出ていないようです。
    『すきなひと』で描かれている「一途さ」はいいですよね。すでに「禁断の関係」が両親にバレている状況なんですけど、この兄妹に「悲愴感」はありません。
    「母親ネトラレ漫画」は「近親相姦漫画愛好者」にとって微妙な「作品」ですよね。やっぱり「寝取り返し編」を読みたくなってしまいます。でも、「ネトラレ漫画愛好者」にとって「寝取り返し」は「邪道」なのかなあ。
    • 2009-06-09
    • 大橋零人
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    • 編集

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