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    穏やかなる「狂気」

    鬼魔あづさ の『あのこ』は、かなり昔に描かれた「兄妹相姦漫画」です。
    あのこ
    全7話の「作品」に単行本では冒頭カラーページと後日談の描き下ろしが追加されています。

    まだ幼い少年だった頃、彼は母と「禁断の関係」にあった。
    しかし、母が若くして亡くなった事で、彼の「近親愛」の対象は まだ赤ん坊だった妹へと移行していく。

    「物語」は離れて暮らしていた兄妹が共に暮らすようになるところから始まります。

    すでに社会人となっている兄の家にやってきた少女。
    少し緊張している彼女の肩を兄が優しく抱く。
    「母さんが死んでから ひさしぶりの家族みずいらずだろ?」
    「おじいちゃんたちといるときは こんなじゃないんだけど――・・・」
    「・・・あの人たちはね、血が繋がってるかもしれないけど 家族じゃないよ―――・・・」
    「え?」
    兄は妹にキスをしていた。
    「ん゛~~~っっ」
    「僕らには家族は特別なんだ」
    突然の出来事に驚いて目に涙を浮かべている少女に微笑む兄。
    「ほら」
    「あ!?」
    彼は妹の手を自分の股間に導いた。
    「熱いだろ? キミと会ってから ずっとこうだ。キミと母さんじゃないと こうならない」

    彼にとっての「家族」とは、「近親愛」で結ばれた者だけなのです。
    その後、兄と妹は「近親相姦」をします。
    そうする事が当然のように「禁断の交わり」を求める兄を受け入れてしまう妹。

    「おにいちゃん――・・お母さんてさ どんな人だったの?」
    セックスを終えた少女が兄に問う。
    「ああ――・・やさしくて きれいで、今のキミみたいにやらしかったな」
    「・・・おとうさんは?」
    彼はその問いには答えず、ただ口元を笑いの形に歪めた。

    「第5話」では夫と別れた母が息子と暮らしながら「禁断の関係」となっていた時の様子が描かれています。

    父がいない「家庭」を「ちょっと さみしい」と言ってしまった少年。
    そんな息子にエロいお仕置きをした母が告げる。

    「もうすぐ――・・・・あと しばらくで さみしくなくなるから」

    それは、彼の「妹」である奈津美の誕生を意味していました。

    「あたし――・・お母さんのかわりでも かまわないよ」
    「兄妹相姦」をしながらも、亡き母に対する兄の強い「愛情」を感じていた妹。

    しかし、奈津美もまた彼にとって「家族」という「特別な存在」である事は間違いありません。
    彼女は「妹」であるだけでなく、彼の「娘」でもあるのですから。

    今日も兄と妹がベッドの上で交わっている。
    「・・ね――・・おにいちゃん―――・・」
    「はい?」
    「あたしたち――・・こんなでいーのかな?」
    「兄妹だから?」
    「んー・・たぶん そう。なんか、あたしの根っこで――・・なんてゆうか不安なんだ」
    「不安?」
    「うん、えと――・・怖いのかも」
    「僕が嫌い?」
    「・・・好き だけど」
    兄と繋がったまま頬を赤らめる少女。
    そんな妹を見て彼は柔らかな笑みを見せる。
    「僕も好きだよ。母さんの面影だけじゃなくてね」


    二人暮らしとなった兄妹は毎日のように変態チックな「近親相姦」をしていますが、エロシーンは絵柄的にも描写的にも非常にあっさり味です。
    それだけでなく、「喜び」や「悲しみ」といった感情の表現にも「激しさ」は全くありません。

    「閉じた世界」で愛し合う兄妹にとって、「近親相姦」は当たり前な日常行為なんですね。
    その「静かさ」に、彼らを繋ぐ「禁断の愛」の「深さ」を感じます。

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    2件のコメント

    [C104]

    こんばんは。
    刻江尋人氏の「螺旋の血」。家族相姦とでも言うのでしょうか?実にいいですねえ。w
    実際には兄妹相姦が描かれてないそうなので少しマイナスですかね。
    それがあればボクの中では100点に近いかも(読んでないですが)。
    刻江氏には是非兄妹編を含む続編を期待したいです。

    ボクは家族相姦物はまだ読んだことないんですが、こちらで過去に紹介された中にも他にありますか?(ひと通り読ませていただいてるんですが、パッと思い浮かびませんでした(汗
     歳は取りたくないものですw
    あと浦嶋嶺至氏の作品。ウエディングドレスを着たままだと個人的には評価がグンとアップしました(爆
    • 2009-01-31
    • 一究
    • URL
    • 編集

    [C105] こんばんは

    自分が思い出せる「家族相姦漫画」は、YASKAの『背徳家族』ですね。
    2007年2月17日にこのブログで紹介しています。
    • 2009-02-01
    • 大橋零人
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