FC2ブログ

    Entries

    「神」に最も近い男(その5)

    以前にも述べたように、ゼロの者の評価が格段に上がったのは『あせかきすぎ』を読んだ時からでしたが、この「作品」は「描写」と「キャラ」が際立っており、「ストーリー」に関しては「近親相姦漫画」として満足できる内容ではありませんでした。


    『唇と舌とだ液』は、その「演出」の素晴らしさで「近親相姦」の「背徳感」を存分に感じられる「作品」です。
    唇と舌とだ液

    口に対して異常なほどの執着心を持つ兄。
    彼はガールフレンドとのセックスの最中にキスを求めるが、キスが嫌いな彼女に拒絶されてしまう。

    彼女の唇を見る彼の目つきはかなりヤバいですが、(キスしたい)と思う事は別に異常でも何でもありません。
    それを頑なに拒否する彼女はウブなのでしょうか?
    いやいや、彼らはアナルセックスをしています。お尻は許しても唇は許さないわけです。
    まあ、世の中にはキス無しセックスをしているカップルも沢山いるのでしょうけど、客観的に見れば「恋人」というより「セックスフレンド」だと感じます。
    やはり、「キス」というのは「心の繋がり」という意味合いがあって、相手に心を許す行為であると思いますので。

    「じゃあ何!?キス無理やりしよーとして結局そーなったわけ!!だっせー」
    話を聞いた妹が頬に怪我をした兄を見て笑う。

    こういう口調やパンツが見えていても気にしない態度が「まひな」という妹キャラの「個性」になっているのですが、こんな兄妹関係もいいですよね。
    この妹が後半にはあんなにイヤラしくなってしまうとは・・そのギャップがまた最高なわけです。

    幼い時に兄のキスの相手をさせられていた妹は兄に言う。
    「そんなにしたいんだったらさー別れちゃえば?彼女と」
    「あのなァ」
    「じゃウワキかっ」
    「他の女となんかバレてみろ、それこそ・・・」

    (キスが出来ないなら別れよう)とまでは踏ん切りがつかない兄ですが、やはり「キス」への「欲望」は抑える事が出来ず、「浮気」の対象である「女」ではない「妹」とキスをしてしまいます。
    妹がこれを受け入れた理由は「禁断の愛」ではなく「好奇心」でした。

    妹の唇を舐めるようにキスをする兄。
    「なんか昔と全然変わってない・・」
    妹にそう言われた兄はムキになってディープキスをする。
    (何か・・しっくりこねーね、やっぱ・・・)
    (きもちわるういっ)

    兄妹はお互いに不満を感じますが、不意に強烈な「快感」を覚えます。
    これこそが兄の求めていた「快感」であったのでしょう。
    その「快感」を与えてくれたのがたまたま「妹」であったのか、それとも相手が「妹」であったからこその「快感」だったのか。
    間違いないのは、それが「兄妹」という関係の二人が味わってはいけない「禁断の快感」であったという事です。

    逃げるようにうがいをしに行った妹に兄が聞く。
    「これっきりにしとくか?」
    「・・・・」

    ここで妹が拒否すれば、この兄妹は「普通の関係」に戻れたかも知れません。
    しかし、彼女は「お兄ちゃん次第・・・なんじゃないの?」と答えます。
    その後、二人は「禁断の快感」を共有する関係となり、キスを繰り返す中で「禁断の愛」が芽生えてくるのです。

    「好奇心」から始まり、「快感」を知り、「愛」を感じる。

    そんな兄妹が「禁断の関係」になっていく「物語」の後半については次回。

    スポンサーサイト
    [PR]

    この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
    http://kinshinmanga.blog88.fc2.com/tb.php/31-9602def3

    0件のトラックバック

    0件のコメント

    コメントの投稿

    投稿フォーム
    投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

    Appendix

    プロフィール

    大橋零人

    Author:大橋零人
    FC2ブログへようこそ!

    月別アーカイブ

    フリーエリア

    ブロとも申請フォーム

    この人とブロともになる

    ブログ内検索