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    欲望と恥辱の狭間で艶やかに色づく少女たちの物語。

    師走の忙しい中、先週から風邪気味です。
    まあ、今年も残り少ないので、なんとかラストスパートで頑張るしかないですね。


    最近、SASAYUKiの単行本『快楽の白と黒』を購入しました。
    快楽の白と黒
    全ての「作品」が少し昔の西欧世界を舞台としており、リアル感よりファンタジックな「エロ」を楽しめると思います。
    表紙の少女が気に入れば絵柄的にもオススメです。
    カバーを外すと気合いが入ったカラー漫画が描いてあるのも嬉しいです。
    各作品にイラスト付きの解説があり、『家族と華族』(全2話)のラストが大幅に変更されている事などが説明されています。


    この本に収録されている『お嬢様と父と冬の夜』は「父娘相姦漫画」です。
    お嬢様と父と冬の夜
    夜の林道を車が走っていく。
    (私は嬉しかった)
    (娘が冬休みに入り、寄宿舎から帰ってきたからだ)
    「成績いいみたいだね」
    「ええ」
    父が助手席に座る娘を一瞥するが、彼女は車外に目をやりながらムスッとしていた。
    「明日ママの墓参りに行こう」
    「わかったわ」
    (3ヵ月ぶりに会った娘は不機嫌だった)

    母が亡くなって以来、寄宿舎に入れられ、父から遠ざけられていた少女。
    それが彼女の「不機嫌」の理由であり、実際には極度のファザコンです。
    父親に「女」として愛されたいと思うほどに。

    そして、父もまた実の娘に「禁断の愛」を抱いていました。
    彼が娘を寄宿舎に入れたのは己の「欲望」を抑えられる自信が無かったからなのです。

    そんな父娘が久しぶりの再会で「想い」を確かめ合い、当然のように「近親相姦」をする事となります。

    とにかく、この娘(メリル)が破壊的に可愛い!!
    こういう気の強い娘が個人的にはツボですねえ。
    ほとんど膨らんでいない胸も少女のエロスを感じさせてくれます。
    こんな娘がいたら お父さんがメロメロになっちゃうのも仕方ないなあ。
    父親も真面目そうな顔をして「パパは私の何処を舐めたい?」と聞かれて「・・脇」とか答えてしまう変態っぷりが良いです。

    この「作品」は「雑誌掲載版」を持っていたのですが、最近になって「単行本版」には2ページの追加分がある事を知ったので本を購入しました。
    追加の2ページは後半にあったのですけど、ストーリー的にはそんなに影響ありません。
    むしろ他のページのコマの追加・削除やセリフの変更の方が重要のように感じました。
    「雑誌掲載版」を読んだ時には父娘が「近親相姦」を決意するまでの過程がかなり唐突に感じたのですが、セリフの変更などで改善されていると思います。
    ただ、欲を言えばこの部分のページを追加して、もっとじっくりと描いて欲しかったですね。
    (ちなみに「単行本版」のタイトルは『お嬢様父と冬の夜』になっているんですけど、誤植じゃないのかなあ?)

    一晩中「禁断の快楽」を貪り合った父と娘が朝を迎えた。
    まともに炊事していない父親を叱りながら朝食を作ろうとする娘。
    「んもぅ、可愛い娘が何か料理を作ろうとベッドから出たのよ! 何か言う事あるでしょ!」
    「よ、よろしくお願いします」
    「よろしい」
    父親の返事を聞いたメリルが微笑む。
    「ところで大丈夫なのか?」
    「どういう意味よ それ!」

    特にヒネリも無いストーリーですけど、キャラクターが魅力的に描かれており、個人的にはかなり上位にランクされる「父娘相姦漫画」です。

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    4件のコメント

    [C95]

    こんばんは。
    「きみになりたい」後編読みました。
    大まかな結末は想像通りでした。
    レンゲが名前を捨て(精神的にも?)アヤメになって生きていくという・・・
    父親が本当に求めていたのは娘ではなく妻(母)だったというのは、ちと救いがなさ過ぎかなと。
    大橋さんがご指摘のように、レンゲからすれば身代わりの身代わりですからね。
    こんな二段オチ?が必要なのかと思ってしまいました。
    絵を見てないのでなんですが、大橋さんの言うように、やはりファンタジーとして読んでみる作品でしょうね。そう思います。
    ボク的には苦手な作品かな。
    SASAYUKI氏の方は・・・
    こちらもやはりファンタジー寄りですかね。
    単行本になって内容が良くなるというのは、どうですか?珍しいですか?
    こちらの作品は少し気になるので、記憶に留めておくつもりです。

    • 2008-12-21
    • 一究
    • URL
    • 編集

    [C96]

    こんばんは。
    『きみになりたい』はあんまり現実的な心理考察をするのが野暮な感じもしますけど、父もアヤメもレンゲも「家族」を愛しながらも非常に自分本位なのがポイントのような気がします。
    だからこそ、ラストは皆が「幸せ」なのです。
    そんな関係が許されるのは血の繋がった「肉親」だから。
    他者から見れば明らかに狂っていますけどね。

    『お嬢様と父と冬の夜』のように「雑誌掲載版」と「単行本版」の内容が違うという事は珍しくありません。
    ゼロの者の『わすれな』にも単行本には描き下ろしの追加ページがあります。
    絵の修正とかセリフの変更などは気づかないレベルでも無数にあるでしょう。
    今回紹介した単行本『快楽の白と黒』に収録されている『家族と華族』や山文京伝の『砂の鎖』はラストが大幅に変更されています。
    作者としては改善しているつもりなのですが、読者によっては「改悪」と感じる場合もあるでしょう。
    また、「単行本版」しか知らない人は「雑誌掲載版」が気になってしまうかも知れません。そうした要望に応えて山文京伝は「雑誌掲載版」を同人誌として提供していますね。
    • 2008-12-22
    • 大橋零人
    • URL
    • 編集

    [C98]

    こんばんは。
    つまらない質問してしまいました。汗
    雑誌から単行本になれば改訂・追加は普通にされてますよね。
    ボクは通常版購入でしたが、ご指摘のように「わすれな」にも追加があったんでした。汗
    山文京伝氏のような読者サービス?はごくまれだとは思いますが、
    好きになった作家の初期版が読めるというのは、それは凄くいいことだと思います。
    ああ、成田氏の雑誌掲載版が読みたい。
    成田氏はここを読んでくれてないかなあ。w
    • 2008-12-25
    • 一究
    • URL
    • 編集

    [C99]

    こんばんは!
    前のコメントでも述べたように成田香車にとっては「同人誌版」が「改善」なのですけど、「雑誌掲載版」を見逃した人にとっては不満を感じてしまうかも知れません。
    今後も単行本化する予定がないのなら、同人誌に「雑誌掲載版」と「大幅修正版」を同時収録して欲しかったですね。
    • 2008-12-26
    • 大橋零人
    • URL
    • 編集

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