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    「常識」という眼鏡で僕達の世界は覗けやしないのさ

    今回は 大朋めがね の「作品」について述べたいと思います。
    ペンネームでも示されているように「眼鏡っ娘」にこだわりを持っている作家ですが、優れた「近親相姦漫画家」でもあります。

    『くろ色の恋。』は「近親相姦漫画」ではないのですけど、超ブラコンの少女は実の兄に対して「禁断の愛」を抱いていました。
    くろ色の恋。

    しかし、その「想い」は兄から拒絶されるのです。

    (――お兄ちゃん?)
    部屋のドアを開けた少女は呆然と目の前の光景を見つめていた。
    愛する兄が「他の女」とセックスしているのを。
    「ちょっと・・センパイの妹・・・入ってきちゃ・・あっ」
    「あー いいよ、放っとけば」
    「あたしが・・あっ、ヤなんだってば・・あっ」
    「あいつさ、この前Hしてとか ぬかすんだぜ」
    「ウッソでしょっ?・・あっ、しちゃった・・のっ、あンっ」
    「するかよ、キモチ悪い」

    「変態」である「妹」を拒絶する兄。
    彼は冷たい態度で妹の心を踏みにじりますが、「常識」という観点から考えれば、「正常」なのは「兄」であり、「異常」なのが「妹」なのです。

    少女に恋をしている少年は元気が無い彼女を心配する。
    「その・・なんだ、オレで良ければ なんでもいってくれていいよ・・というかぁ・・・」
    そんな彼の好意を素直に受け止める事が出来ない少女。
    「どうせ何もしてくれやしないくせに」
    「するよ」
    「しない」
    「するってば」
    「してくれないよ」
    彼女が少年の顔を見据える。
    「ブラコン ブラコン キモチ悪いって言われてるあたしが今ココでHしてって言ったらしてくれんの?」
    「いーよ」
    彼は少女を抱き締めた。
    「柏木が本当にそうしてほしいなら」

    学校の屋上でセックスをする少年と少女。
    少年に処女を捧げながらも、彼女は行為の最中に兄の名を呼んでしまう。

    「あたしのコト、イヤな子だって思った?」
    セックスの後、泣いてしまっていた少女が背中を向けながら問う。
    「もともと いい子だなんて思ってなかった」
    そう答えた彼の服の裾を彼女が掴む。
    「・・まだ、あたしの言うコトきいてくれる?」
    「・・・ん」
    「じゃ、キスして」

    「禁断の恋」に破れた少女は新しい「恋」を見つけられるかも知れません。
    しかし、彼女が大好きだった兄との関係が元に戻る事は永遠にないでしょう。

    「エロ漫画」の世界では非常に成功率が高い「近親愛」の告白ですけど、その失敗は単なる失恋では済まされないのです。


    『CROSS BORDER』は双子の姉弟の「近親相姦漫画」です。
    CROSS BORDER

    「ごめんね、つき合わせちゃって・・・」
    「別にいーよ、好きで待ってるだけだから」
    学校の図書室で作業している少女を待つ少年。
    「・・・カオル」
    「ん」
    「あたし告白されちゃった」
    「ふーん」
    少女から少し離れた場所で本を物色している少年。
    「・・・・・・それだけ・・・」
    「何? カマかけてんの おまえ?」
    いつのまにか近づいてきた少年が少女の耳元で問いかける。
    「ちょ・・カオル・・っ」
    机上に置かれていた本が床に落ちる。
    「オレが嫉妬するとか思った?」
    彼は彼女を机の上に押し倒してキスをした。
    「まぁ、ムカついてはいるケド」
    少年はそのまま少女のパンティを脱がす。
    「だ・・誰かきたら・・・」
    「こんなトコ誰も来ねーよ。まぁ、誰かに見られた方がいいかもな。おもしろそうだと思わね? 弟とSEXしてるなんて、あっという間に広まるだろーな」
    そう言って、弟が姉を犯した。

    ちなみに、この姉は「眼鏡っ娘」ではありません。
    「図書室」という、いかにも眼鏡が似合う場所なのに。
    まあ、自分は特に「眼鏡フェチ」というわけではないので、可愛ければ何の文句もありませんけど。

    「あ、やべ、もう出ちゃいそ」
    「あっ、な・・なかっ、中・・大丈夫だから・・・っ」
    姉の言葉を受けて、弟が膣内射精をした。

    「で・・できたら、どうする?」
    弟が精液を放出したペニスを抜くと、姉が呟いた。
    「大丈夫じゃねーのかよ」
    そう言いながらも彼は不敵な笑顔を見せる。
    「ま、行くとこまで行ったっていいけどさ」
    そして、姉弟は再びセックスをし、姉は弟のスペルマを膣内に注がれた。

    「近親相姦」を終えた姉弟。
    「麻子」
    「・・・ん?」
    「両親に会って欲しいんだ」
    「・・・笑えない」

    (こんなに幸せでも)
    (こんなに想っていても)

    「おもしろいだろ、だって・・・」
    「あ―― 説明しなくていいから」

    姉弟は寄り添いながら床に座り、目を瞑る。

    (あたし達の未来はどこまで行っても真っ暗なんだと、ふと思う)


    相思相愛になったとしても、「近親愛」の行く末は決して明るくありません。
    真っ暗闇の世界の中で感じるお互いの「温もり」こそが「近親愛」の本質なのかも知れませんね。


    『KISS』は「父娘相姦漫画」です。
    KISS

    (母さん、お元気ですか?)
    (いつも気にしていた膝は、まだ痛んでいてくれていますか?)
    少女が白い息を吐きながら空を見上げる。
    (あなたの消えた あの日のように雪がきました)

    以前、ある少年から少女は告白をされていたが断っていた。
    「この前の返事って、あれから変わったとかない?」
    「・・・ごめん」
    「・・・そっか。うまくいくといいな、誰か知らないけどさ」
    「ん・・・」
    少年は知らない。
    彼女が「恋」をしているのが実の父親だという事を。

    妻に捨てられた父は酒浸りで毎日を過ごしています。
    娘が男と一緒に歩いていた事に嫉妬し、強引に彼女を犯す父。
    そんな「近親相姦」は、もはや日常化していました。
    しかし、そんな父親でも少女は愛しているのでした。

    (父さんはお酒のせいか、私を犯しながらあなたの名前を呼ぶのです)

    (他の男と逃げたあなたにはわからないでしょう。どんなに犯されたとて、どんなに罵倒されたとて)
    (たとえ、あなたの名前で呼ばれようとて構わないのです)

    乱暴に娘を犯した父が床に倒れ込むように眠る。
    (この人を負け犬とさげすんだあなたは笑うのでしょうか)
    「ちひろ・・・」
    (時折 寝言で私の名をささやく)
    (そんなことで私の心は弾むのです)

    「キスしよ、まひろ・・・」
    眠っている父がまた母の名を呼ぶ。
    そんな彼に優しく微笑む少女。

    (あなたの影はまだ色濃くて、未来が真っ暗に見えるのだけれど)

    (私は幸せだと、あなたを笑います)

    そして、彼女は愛する男と唇を交わした。



    「眼鏡っ娘」が好きな方はもちろん、「近親相姦漫画愛好者」にとっても 大朋めがね は要チェックの作家だと思いますね。

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    2件のコメント

    [C44] 良いです。

    どうもお久しぶりです。
    特にこれといった、気の利いたコメントではないのですが、レビューの毎回のタイトルというんですか?
    「常識・・・」とか「家族とは」というやつですね。
    これがまた毎回良いなと思いつつ読んでいます。


    • 2008-07-01
    • 一究
    • URL
    • 編集

    [C45] お久しぶりです!

    記事のタイトルって何を書けばいいのかよく分からなかったので、超好き勝手に書いています。
    紹介している本のカバーや帯に書かれている文をそのままタイトルにしている場合もありますが、時には意味が分からないものもあるかと思います。
    ちなみに今回のタイトルはアニソンの一節ですね。
    • 2008-07-02
    • 大橋零人
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