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    「永遠の恋」なんて一秒で決まる

    一般誌でも「近親相姦」を扱っている漫画はありますね。
    まあ、普通は「近親相姦」というより、「近親愛」の方がメインテーマになりますけど。
    最近では、映画にもなった少女漫画、青木琴美の『僕は妹に恋をする』が有名です。
    未だに読んでいないのですが、ずいぶん前から本屋の少女漫画コーナーに並んでいるのが気にはなっていました。
    映画はあんまり評判良くないようですが、漫画は面白いのでしょうか?
    ただ、この兄妹は「異父重複受精」とやらで父親が違う双子なんですよね。
    この設定が物語上重要ならいいんですが、単に「禁忌」の度合いを下げるだけのものなら残念です。
    まあ、いずれ読む事になるかなとは思っていますが、なんかエロ本買うよりも恥ずかしい気がするんですよね。


    「一般漫画」においては「エロ漫画」のように「近親相姦(もしくは近親愛)」にこだわって選んではいないので、読んだ事が無い「作品」がかなりあると思います。


    古い「作品」では、あだち充の『みゆき』(全12巻)が思い出深いです。
    みゆき(12巻)

    この兄妹は「義理」の関係なのですが、当時の自分にとっては非常に刺激的でした。
    久し振りに読んだけど、やっぱりみゆきは可愛かった。
    こんな妹と結婚してしまう兄貴が羨ましかったなあ。

    個人的な話ですが、昔、妹が結婚する直前に家族でカラオケに行きました。
    結婚絡みの歌なんかも出てくる中で、ついつい『思い出がいっぱい』を歌ってしまったのです。
    歌い終わると、隣に座っていた妹が「ああ・・これ歌っちゃうんだ・・・」とポツリと呟いたのですが、何のリアクションも出来ませんでしたね。
    そんな意味でも、『みゆき』には特別な思い入れがあります。


    最近では、ぢたま某の『kiss×sis(キスシス)』が面白いですね。
    kiss×sis(特別読み切り)

    弟と義理の関係である双子の姉達とのラブコメ。
    設定の面でもエロの面でも中途半端な「近親愛漫画」ですが、そこが良さでもあります。
    ついに発売されるらしい「第1巻」は勿論買いますよ。


    血が繋がった兄妹が結ばれる「一般漫画」もあります。
    吉田基已の『恋風』(全5巻)は、アニメを見てから読みました。
    恋風(5巻)

    まさか「TVアニメ」であんな「物語」が描かれるとは思いませんでしたね。
    実の兄妹の「近親愛」を極めて真面目に扱った「作品」であり、「近親愛」に関心がある人なら絶対にオススメの「漫画」です。(ただし、直接的なエロは全然ありません)
    この「兄妹」の特徴は「両親の離婚によってずっと離れて暮らしていた」という点です。
    実際、兄妹が偶然再会した時、二人とも相手の事が分かりませんでした。

    この事が「禁断の愛」を生み出す原因ともなるのですが、ずっと一緒に暮らしてきた兄妹同士が愛し合う「兄妹恋愛」より「異常性」が薄れています。
    まあ、『恋風』に関して言えば、この設定が変わってしまうと全然違う「作品」になってしまいますけどね。

    「きっと、生涯想いつづける、そう信じられる恋だってあります」

    「恋敵」だと思っている女性に向かって少女が言い放つ。
    愚かなまでに純真な妹の言葉。
    彼女が信じている兄は、妹の下着の匂いを嗅いでオナニーするような男なのに。
    その「恋」を貫く事は、彼女が夢見てきた「家族」を崩壊させてしまうのに。

    (ああ)
    (七夏はかわいそうだな)
    (俺なんかのことを好きだなんて)
    (こんな、どうしようもない人間を好きだなんて)
    (かわいそうだな)

    妹に対する「禁断の愛」を捨て去る事ができない彼は、その「想い」を一生抱え込みながら、「兄」として「妹」を幸せにしたいと思います。

    しかし、結局、兄妹は禁断の一線を越えてしまうのです。

    (俺がしたことは無意味だった)
    (おふくろに会いに行った意味も)
    (家族四人で食事した日のことも)
    (全部嘘になってしまった)

    (だけど唯ひとつ、嘘じゃないことがあって)


    不器用な兄が過去に行なってきた事は「嘘」ではなかった。
    しかし、今の彼にとっては「嘘」になってしまった。
    それは、ラストの幸せそうな二人の姿もいつかは「嘘」になるかも知れないという事です。

    でも、妹が兄に告げた「好きよ」という言葉と、兄が妹に告げた「好きだよ」という言葉は、この瞬間においての「真実」なんですね。

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